今朝も未明は雨でしたが、雲で見えないにしても陽が昇る頃には既にやんでいました。
それにしても今日も風がとても強かったです。
こういうことを繰り返して春に向かうのは分かってますけれど、やっぱりまだ2月と言うことで
奈良では東大寺・二月堂での「十一面悔過(じゅういちめんけか)」が終わらないといけません。
十一面悔過とは、われわれが日常に犯しているさまざまな過ちを、二月堂の本尊である十一面
観世音菩薩の宝前で、懺悔(さんげ)することを言います。
聞きなれないとは思いますが、これが修二会(しゅにえ)の正式名称で一般に云う『お水取り』の
本名です。
さてさて昨日の続き、あべのハルカス300の60階、標高306mからの眺めの西と南の風景
です。
ほぼ真西の方向を足元から救い上げるように目を上げて行きます。
JR大阪環状線は右の写真の新今宮駅の「新」の文字辺りから右へカーブして芦原橋・大正へと
向かって行きます。
国道43号線の少し向こうまでが大正区で、私が生まれた頃はその向こうは海でした。
今ではその向こうに南港ポートタウンやATC(アジア・トレード・センター)のある咲洲(さきしま)が
大和川岸の南側から延びる住之江区の沖の島として埋め立てられました。
日暮れになると夕陽は今の時期なら淡路島の淡路市・北淡町辺りに沈んでいきます。
海遊館のある天保山は港区の一番先っぽになり、安治川を挟んで北側になるテーマパークの
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は此花区になります。
あれだけ広大な土地なのにこの高さからでは肉眼ではほとんど見分けがつかず、天保山の
大観覧車が放つイルミネーションの円形の灯りで気が付く程度でした。
この景色が3倍ほどの高さ(932m)の六甲山から逆に見下ろすと100万$の夜景ということに
なるんですね。
さて今度は南側に移ります。
時間の経過と共に画像が暗くなり、街の照明が瞬いて来ます。
僕の生まれ育ったところは2枚目の写真の長居競技場と住吉大社を結んだ線のちょうどこの
角度からみた真中になります。
長居公園の銀色の屋根が見える所はサッカーのセレッソ大阪の本拠地、ヤンマースタジアム
です。
所有・管理は大阪市ですがネーミングライツによって企業名が付いていますね。
長居公園は東住吉区で住吉大社の右側は住吉公園を越えれば住之江区なので、その間が
住吉区だと良く分かりました。
日中は霞んでいましたけれど、夜になると関西国際空港がハッキリと分かるようになりました。
お天気が良ければ昼間でもちゃんと見えるようですね。
だいたいその辺りで直線距離で37Kmぐらい離れています。
8月1日恒例のPL花火芸術は先ほどの2枚目の写真の「桃が池公園」の『池』の字のずうっと
上の辺りに上がりますね。
60階が展望エレベーター到着フロアで、帰りはエスカレーターでひとつ降りた59階からの
一方通行で、もう一つ下へエスカレーターで降りると天空庭園になっています。
地上300mのヘリポートと、60階から天空庭園、天空庭園からエレベーター・エスカレーター
方向を見上げた画像が下のようになります。
5時15分から6時半までの滞在でした。
追加
大阪・京セラドームを見つけました。