はい、今日も氷点下2度から上は3度まで。
やはり時々風花というにはちょっと多すぎる雪も降りました。
勿論、積もることはありませんでした。 とにかく寒いです。
日本海側のいわゆる北陸といわれる地域の豪雪は物凄いようですね。
さて東京の話。
まさかの順調さで時間が余って次男に頼まれた土産を買いに東京駅に出て、土産は夕方の帰りに
買うことにしてJR上野駅へ。
東京へ行っても上野駅って今までは乗換駅としての利用しかなく、駅から降りて周辺を歩くことは
まずありませんでした。
今回、主たる目的は国立科学博物館での南方熊楠生誕150周年記念展でした。
駅を出て南の御徒町側、不忍口方面は割と低いのでそうでもなかったのですが公園口の方は上野の
山の上の方になり、不忍口側とはビルの3階から5階ほどの高低差があります。
公園口の方はその高さと東京文化館や美術館・博物館などの建物が多くて影になるせいか、積もった
雪を処理した塊が溶けきれないまま残って、寒さが一層増しました。
南方熊楠展は国立博物館の日本館の1階・企画展示室で行われていました。
この日本館は地上3階地下1階の建物で2階・3階は常設展示があるのですがとにかく回ってみると
広い広い。
まず入り口が地階で南方熊楠展の1階を見てエレベーターで3階に上がり、ぐるぐる見ながら下へ
下へと展示を見て周りました。
制服姿の中学・高校生達が遠足や修学旅行などで来ているようでした。
それはそれは科学というか理科系の科学・化学・生物学・地学・技術などなどありとあらゆる展示が
なされていて、目が見開いたまんま瞬きをするのももったいないくらいでした。
そしてまた地下まで下りると地下通路で地球館に繋がっていて、南方熊楠展も含めて620円という
嘘のような値段で全てが見て周れるので行かないわけにはいきません。
こちらは中二階を含む地上4階・地下3階とこれまた盛沢山。
外国からの観光客もたくさん来ていました。
写真はほんの一例を挙げましたが、館内全てフラッシュを使わなければ撮影OKで、僕のように
スマホの人もいれば、一眼レフの高級カメラで熱心に撮られている人も大勢いました。
いくらネットが進んでPCやスマホ・タブレットで百科事典のように閲覧できる世の中でも
ここに来て解説付きで立体的な見本を見れるなんて、まあないことだと思いました。
偶然の重なりでここに来ましたが、またゆっくり、何日かかけて周ってみたいと思いました。
大阪や京都辺りにこれと同じような施設があったらどれだけ嬉しいか。
小学生の時にここに来ていたら、人生が全く違っていたと思いました。