こんにちは「中川ひろじ」です。

みんなのお困りごとが私のしごと

ソウル市の行政視察 交通事情

2016-02-19 14:58:21 | ソウル市行政視察
 
「ソウルは2030年までに、乗用車に頼らなくても便利に生活できる都市に進化します」とうたうソウル市の公共交通。
早速地下鉄に乗る。最寄りのソウル市内は1350ウォン(135円)で、ほとんど行けます。切符は、日本と同じチャージ式か1回ごとに切符を買います。日本と違うのは切符をリサイクルしていることです。到着駅で切符を返す、もちろん機械に入れるのですが、そうすると500ウォン返ってきます。つまり運賃は85円ということになります。


 
バス路線や停留所は、日本の路面電車と同じように道路の中央にあります。違法駐車で、バスが定時に運行できなくなることを考えています。但し、歩行者のバス停まで歩く不便さはあります。写真右は、長距離のバス停のようでした。大きな荷物を持って並んでいました。ちなみに、韓国は右側運転です。日本の車はほとんど見ませんでした。

ソウル市庁舎前の交通状況の動画
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ソウル市の行政視察 ソウルに到着

2016-02-19 14:57:05 | ソウル市行政視察
 
11月に社民党北信越ブロックの学習会で、在日韓国研究所の金光男さんから、ソウル市の労働政策で、非正規の正規化や間接雇用の直接雇用化のお話を聞きました。行政の政策として本当に成り立つのか疑問もありました。今回新潟自治研センターのソウル視察団のお仲間に加えていただいてのはじめての韓国訪問とあいなりました。写真は、今回お世話になったスタズホテル明洞Ⅱで打ち合わせしている様子と、両替したウォンです。レートはおよそ10倍です。1万円で10万ウォンです。滞在中に円高が進みんでいました。

とは、言いましてもソウルにくるまでにも色々ありました。前日の月曜日は、朝松本駅前で街頭宣伝、長野へ行って会議、戻って地元の岡田小学校の会議が終わってから出発。一旦は、上信越道を北上したものの、中郷―上越高田間で事故の情報、万が一事後処理に手間取り、高速道路上で待たされれば不味いと考えて、関越まわりにに切り換える。ところが、群馬県境から長岡まで大雪、前がみえなーい!のノロノロ運転。新潟の前泊のホテルに着いたのが23時30分、実に六時間もかかるという、普通なら三時間で来るところをです。
新潟空港では、液体の歯みがき粉とヘアクリームがひっかかりました。旅行会社のパンフでは見たのですが、そんなに厳しくないだろうとたかをくくっていたら、あえなくご用となりました。旅行会社からもらっていた透明のチャックの付いたビニール袋は家に置いてきたので、没収となりました。というわけで、どういうわけだかわからないと思いますが、ソウルに着いたのでした。
仁川国際空港では、他の団体もあって入国手続きに一時間かかりました。やっとことで入国手続きが終わると旅行会社の女性がホテルまで案内してくれましたが、道すがらの説明のなかに、普通に日本の侵略のことや、朝鮮戦争のことが出てきます。朝鮮戦争では、マッカーサーが仁川上陸で勝利を納めたことを通訳のガイドが語っていました。
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ソウル市の行政視察三日目

2016-02-18 13:37:09 | ソウル市行政視察


ソウル市の行政視察三日目の朝食はソウル市庁近くのスケソウダラの干物のお粥でスタートしました。


左が旧市役所、右が新市役所。


市庁の地下には市民が自由に発言できる場所があります。


出迎えてくれた国際課アジアチームのリーダー。


最初に、ソウル市の福祉政策の説明。高齢化、子どもの貧困、障害者などの対策として、これまでの待つ福祉から訪問する福祉への転換を進めています。そのために、社会福祉人材や訪問看護師を2015年に606人拡充、2017年には2450人拡充して対応する。
そして福祉相談専門官が、ワンストップで様々な相談にのります。
さらに、地域の様々な人材や機関を集め繋いで住民が主導する地域の計画を立て実践します。
これらの政策をすすめるため2015年209億ウォンから2017年769億ウォンにふやしています。
日本でも地域包括ケアシステムと趣旨は一緒だと思いますが、地域コミュニティーが崩れているなかで実現のためには、いかに市民に参加してもらえるシステムを構築できるかが課題だと感じました。

続いて、ソウル市において進められている非正規職の雇用改善についてブリーフィングを受けました。
パクウォンスン市長になって、非正規雇用の問題は単なる「労働問題」ではない。共生社会と持続可な未来のためにも必ず解決しなければならない重要課題として取り組まれています。
ソウル市では、約400万人の雇用のうち32%にあたる128万人が非正規雇用でした。そこで直接雇用の非正規職1369人を正規化し、公務職に位置付けました。次に間接雇用労働者を段階的に直接雇用に変えて、次に正規職に変えていきます。


パクウォンスン市長とは、懇談できませんでしたが、市長と同じく市民社会運動をしてきたパスンチョン副市長と懇談できました。都市の再生について政務担当副市長です。




お昼は、同じく市庁近くの韓国ウドンのお店で人気のウドンをいただきました。

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ソウル市の行政視察二日目その1

2016-02-17 04:53:46 | ソウル市行政視察


少し早く目が覚めたので予習をしています。パクウォンスン市政は社会運動と労働運動の中から生まれたので、福祉的な政策も労働という視点から考えられていて、私にはしっくりきます。
例えば女性、青年、障がい者、外国人、零細事業所労働者の福祉の基本を労働できる環境作りと労働条件・賃金の改善をしようとしています。
ここら辺は、日本のブラックバイトの問題や奨学金制度の問題も労働の問題として、しっかり提起していくひつようがあると思います。
三日目がソウル市庁でブリーフィングの予定なので聞いて見たいと思います。今回は残念ながらパクウォンスン市長には会えませんが副市長と30分程度お話ができるそうです。

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