3月に買ったモーリスのリュートの塗装はセラックニスです。これは天然の材料による塗装で,仕上がりは非常に美しいのですが,なかなか乾かないのがたまにキズです。3月までメインで使っていたデュルビーの楽器も完全に乾ききるのに1年くらいを要しました。モーリスの楽器ももちろんまだ乾ききっていません。特に温度が高くなると,柔らかくなってきまして,いろんな「柄」がついてしまいます。
バーゼルにいたときもすごく気温が高い日がありまして,そういう日に弾いているとリブ(楽器の裏面)にシャツがねっとりとついてしまい,それをはがすとシャツの跡が残りました。6月の終わり頃までには,体に触れる部分とケース内部にあたっている全てに「柄」がついてしまいましたので,帰国する直前にモーリスの所に行きぴかぴかに磨いてもらいました。
でもそんな努力も日本に戻ると元の黙阿弥。練習するときは,膝にのせる滑り止めは四重,胸にはタオルを四つ折りにしたものをあてて演奏していますので,さすがに大丈夫ですが,ケースに入れておいたときにどうしても「柄」がついてしまいます。もっともこれらの「柄」は,セラックが乾いていないこともあり,そのうち溶けていき終いには元の平らな面に戻るはずですが,気にはなります。
もうバーゼルは夏は終わったようで,最高気温20度台前半,最低気温は10度を切っています。この気候なら,もうセラックの塗装のことを考えなくてもいいんですけどね。もうちょっと長くいてもよかったナ。
バーゼルにいたときもすごく気温が高い日がありまして,そういう日に弾いているとリブ(楽器の裏面)にシャツがねっとりとついてしまい,それをはがすとシャツの跡が残りました。6月の終わり頃までには,体に触れる部分とケース内部にあたっている全てに「柄」がついてしまいましたので,帰国する直前にモーリスの所に行きぴかぴかに磨いてもらいました。
でもそんな努力も日本に戻ると元の黙阿弥。練習するときは,膝にのせる滑り止めは四重,胸にはタオルを四つ折りにしたものをあてて演奏していますので,さすがに大丈夫ですが,ケースに入れておいたときにどうしても「柄」がついてしまいます。もっともこれらの「柄」は,セラックが乾いていないこともあり,そのうち溶けていき終いには元の平らな面に戻るはずですが,気にはなります。
もうバーゼルは夏は終わったようで,最高気温20度台前半,最低気温は10度を切っています。この気候なら,もうセラックの塗装のことを考えなくてもいいんですけどね。もうちょっと長くいてもよかったナ。