リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

納涼リュート川柳

2005年08月27日 01時29分24秒 | 音楽系
今日は春日井市文芸館交流アトリウムで「納涼リュート川柳」というコンサートをしました。私のサイトにある川柳を解説しながらコンサートを進めるという「画期的な」!?コンサートです。
会場に着いてまずびっくりしたのは巨大なスクリーンがあることでした。すでにデカイ文字で「納涼リュート川柳」という字が写っていまして,ああここで会場は間違いないな,と思いました。パソコンと接続できるそうで,そうなら,パワーポインタでプレゼンをしながらやれたので残念でした。もうひとつ驚いたのは会場が巨大なこと。3階吹き抜けのロビーにステージが設営してありまして,とても生リュートでは無理だと思いました。どうしたものかと思案しましたが,いい案がありました。ミューズ音楽館に富士通テンのPA一式があるということを思い出しました。ここからミューズまではたぶん30分もかからないでしょう。同じ19号線だし。
さっそく,ミューズに電話をいれました。でも残念がながら現在マイクとアンプを貸し出し中とのこと。まぁ,急に言い出したんですから,そう都合よくことは運びませんよね。ということで,担当の方にお願いして会場設置のPAを使うことに。
巨大スクリーンもそうですが,もう少し会場のリサーチをしておけばよかったです。
ステージの照明は落とし気味にしてもらいましたが,それでも結構暑く,弦の多い宮廷楽器には堪えます。シャツがまだセラックが乾ききっていないリブにべっちょりつきかけていたので,ときどきそれを気にしながらの演奏でした。
珍しい楽器の珍しい形式でのコンサートということもあって,みなさん大変熱心に聞いて頂き気分良く演奏することができました。担当の方に暑くじゃなかった厚く御礼申し上げます。
今度は十五夜リュート川柳でその次はクリスマスリュート川柳そしてその次は新春・・・かな。(笑)今日は全てひとりでやりましたが,今思いついたんですが,どなたかに川柳を詠んでもらい,それを解題しながら演奏するという対話方式の方がベターですね。今回の反省点です。改良版どっかでやらせていただけませんか?(笑)