リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

スイス枕

2006年06月07日 11時45分58秒 | 日々のこと
今朝起きたときいつもしている枕の柄をふと見ると、Baselの名が!
何かたまたま綴りが一致したのかなと、他の部分も見てみると、SolothurnとかFreiburgの名も!

Solothurnはスイス西部の町です。今村さんちに行くときはいつもOltenというところで、Solothurn行きの列車に乗り換えていきました。古いいい町らしいですが、結局は行きませんでした。Freiburgはドイツにも同じ名前の町がありますが、スイスのFreiburgです。ここは製作家のモーリスのところに行くとき列車が停車しました。ここも古い街で、ボブと中世リュートの勉強しているときに、Freiburgにある写本の話が出てきましたが、結局ここも停車だけで降りて街を見ることはありませんでした。

Freiburgの駅を過ぎると言葉がフランス語になります。Freiburgの街がちょうど境界線上になっているのか、ここの街の名前の表記もフランス式にFribour(だったかな?)というのも併記され、列車内の放送もフランス語になります。

いつも使っている枕にスイスにいた頃身近だった地名が書いてあって、今日初めて気が付いたなんておかしいですね。(笑)だってこの枕はスイスに行くずっと前から使っていたものですから。スイスといえばアルプスですよね。SolothurnやFreiburgなんて観光でわざわざ行くことはないところですよね。多分枕を作った人は布に印刷されている地名なんてぜんぜん気にすることはなかったんでしょう。ユーザですら買ってから何年も気が付かなかったんですから。

それにしても結局はその枕に書かれている地名のひとつBaselに勉強に行ったわけですから、これも何かの縁ですね。その枕で寝ていて夢の中ではいつもスイスに行っていたのかも。それじゃ、さて今夜も・・・(笑)