リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

飛び恥(2)

2019年12月20日 14時09分32秒 | 日々のこと
ピナツボ火山噴火は、富士山の宝永噴火なんぞ目ではないレベル(火山爆発指数6(富士山宝永噴火は4))の超巨大噴火だったらしいです。でも火山が爆発したときの噴出物は火山によって異なるそうで、ピナツボ火山のときは実は二酸化炭素はそんなに出ていなかったという話もどっかに書いてありました。

自分の知見では何が原因なのかはとても結論づけられません。ただ確実に言えるのは、1つの言説とか空気に流されている世の中はちょっと危ういということです。そんなこと言ってるからお前はダメなのだ、このまま二酸化炭素垂れ流しであと数十年したらとんでもないことになるんだ、なんて環境団体から言われそうですが。でも逆に、数十年後に二酸化炭素はどうも温暖化の原因ではなかったとわかったとき、そのための取り組みによる負の側面、例えば原発増設による事故の多発など、はどうなるんだとも言えます。

もう少し冷静な議論が必要だという感じもしますが、もう議論なんかしている段階ではないという人もいます。でも確か、いろんな原因説があった筈なのに、なぜか一気に二酸化炭素原因説に傾いてしまったというのが実感です。今でも二酸化炭素原因説に反対の意見は結構あります。とりあえず私としては、グレタさんのようにヨットを調達することもできないし、ファーストクラスの列車でヨーロッパ縦断もできないので、飛び恥をかいて孫に会いにアメリカへ、また懐かしい友人に会いにヨーロッパへ行きたいと思います。

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2 コメント

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Unknown (やまねこ)
2019-12-21 20:09:56
こんにちは。
結果としては、温暖化に拍車がかかっているのは事実でありますね。
つまり、人類の生産活動とは無縁ではないと思います。科学者でなくともそれはすぐに誰でもが予想できそうです。
昨今の世界的な異常気象、日本での自然災害の多発、おかしな寒暖差や12月だというのに電車内で冷房がかかるなど、30、40年前には考えられなかったことです。

人類は文明を発達させ、科学の恩恵に与り、生産活動、化石燃料消費等によって、地球規模の自然循環を狂わせてしまったのかもしれません。
そして、今度は宇宙に大量のゴミ(デブリ)を撒き散らかそうというトンデモな事態です。
宇宙開発も結構ですが、回収もできない人工物をそこかしこに打ち上げ、燃料が尽きて制御不能、浮遊状態でいいのかと思いますね。
こんな横暴を全能なる宇宙の神は許すはずもないのです。
いつか天罰が地球に降ってこないことを祈りたいです。
そういえば、恐怖の大王が降ってくるって、昔の予言にありましたっけ。
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re (nakagawa)
2019-12-22 01:39:18
二酸化炭素は温暖化ガスの内では、排出割合は圧倒的に多いですが、温暖化に寄与する割合(地球温暖化係数)は低く、メタンやフロンが1万倍以上も寄与しているという話もあります。こうなると牛のゲップの方が二酸化炭素より厄介ということになるのかもしれません。となると化石燃料の使用を制限するだけでなく、ステーキも食べるのを控えないといけなくなるかもしれません。どういう生活を私たちはしていくべきかをよく考えないといけない時代に差し掛かっているのだと思います。
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