抜擢される人の人脈力 早回しで成長する人のセオリー岡島悦子東洋経済新報社このアイテムの詳細を見る |
この間からネットワークが大事、という話を書いていて、ちょっとこんな本を読んでみました。タイトルを見ると「人脈をいかに構築して出世するか」みたいなイメージですが、ちょっと内容は違います。自分の能力を伸ばすには、高いレベルに挑戦しなければならない、でも挑戦するためにはまず抜擢されなければならない。抜擢されて挑戦のチャンスを得るためには、声がかかるのを待っているだけではだめで、積極的にネットワークを広げていかなくてはならない。といったことが書かれています。
次のステップに進んでより広い世界の人と通じるようになれば、さらに能力を発揮でき、新たなチャンスがまた生まれるというスパイラルがあるとか、チャンスに巡り合うためには目の前の仕事をとことんがんばれとか、仕事の修羅場をくぐりぬけたという経験が次のステップを生むとか、納得できる話がたくさんありました。
この本の中に、自分のエリアを広げるために、目的を共有しお互いを高めあえる志を持つ人と勉強会などを持ち、切磋琢磨していくということが提案されています。わたしも以前からそういった勉強の機会を持ちたいと思っていましたが、今の所属では専門が近い人がおらず、非常に残念に思っていました。でもこの本を読んで、それこそ「待っていてもしょうがない。自分で企画して始めるのだ!」という気になりました。今年の夏に神戸で思いついたことに、ゼミとは別に毎週ジャーナルクラブをやろうかなあということがありましたが、学生だけが相手ではディスカッションにならないし(たぶん私が一方的に教えるだけになってしまう)、なにかいい方法はないかなあと考えていたので、ヒントをもらえたような気がします。
CNN ENGLISH EXPRESS (イングリッシュ・エクスプレス) 2010年 10月号 [雑誌]朝日出版社このアイテムの詳細を見る |
もうひとつ、今年の夏、私は自分の英語力をもっとアップさせるのだという決意を固めたのですが、というのも、いい加減にしないと年いきすぎちゃうっていうのがあって、これ以上遅くなるともうあんまり役に立ちませんからね、とにかく今、どうしても力をあげたいのですよ。で、これを始めました。NHKのラジオ英会話も相変わらず続けていて、それも役に立ってますが、絶対量を増やさないとね、現状維持はできても進歩がないですから。もっとディスカッション能力を高くしたいんです。短い時間で考えまとめて英語ですぐ言える、っていうレベルですね。がんばります。