寄り道 まわり道 遠くへ行く道

新しいことを見つけるって楽しい!

1年生の基礎演習「メディア・バイアス~あやしい健康情報とニセ科学」を読んで

2010年10月12日 | ゼミ
今日から1年生の基礎演習が本格的に始まりました。みんなで「メディア・バイアス~あやしい健康情報とニセ科学」という本を読み、ディスカッションをします。

メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書)
松永 和紀
光文社


今日は最初の2章について話し合いました。
もし議論が低調だったり、発言しない人が多かったりしたら食の安全性に関わるビデオを見ようと思って用意していましたが、無用でした。非常によい話し合いができて感心しました。先週グループディスカッションについて、という視聴覚教材を見たので、イメージができたのもよかったと思います。

「体にいい食品」についての報道が頻繁にあり、ブームが起こっては消え、というのを私たちは繰り返しています。今日の議論では「誰に責任があるのか?」という点が中心テーマになりました。報道、科学者、消費者、それぞれに責任がある、しかしメディアはその影響力の大きさが群を抜いており、やはり責任が重いのではないか、という結論に至りました。でもメディアを一方的に責める論調ではなく、私たち一人一人の意識も大切だという話ができてよかったと思います。残り5回の演習でこの本を題材に食の安全性、リスク管理についてさらに学んでいきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする