昨年、震災のために中止になった卒業式が今日行われました。全員はそろいませんし、時期を逸した感があり、本当に意義があるのかなあと思いながら出席しましたが、式が始まるとそんな心配はふっとびました。卒業生たちは喜びにあふれており、当時のいろんなことが思い起こされ、昨年卒業式をしてやれなかった無念がこみあげてきて、涙が出そうでした。1年遅れの卒業式は、本当にすばらしい式でした。
(↑看護学部の卒業生。みやぎTVが取材に。夕方のニュースで流れました。)
卒業式って出ない学生もいますが、やっぱり節目の大切なものですね。
わたしはあの子たちがいつの間にかいなくなってしまって、送り出した実感のないまま1年を過ごしてきましたが、今日の式でやっとけじめがつきました。卒業旅行に行けなかった人もいますし、卒論を修正後最後に製本できずに今日までそのままになっている人もいます。みんないろんなものを置いたまま、卒業式のないまま、社会に出ました。そして立派に一年つとめて帰ってきました。入社式から作業服で復興支援にあたってきた人も大勢います。内定取り消しになった人もいました。この1年を復興のために働いてきた卒業生たちは、もうすでに学生ではなく、社会を担う一員であり、東北の力、そのものです。今日は心から、おめでとうとみなに言いたいと思います。
(↓今後はたぶん絶対に実現しない、三世代そろったラボメンバーの写真。)
(↑看護学部の卒業生。みやぎTVが取材に。夕方のニュースで流れました。)
卒業式って出ない学生もいますが、やっぱり節目の大切なものですね。
わたしはあの子たちがいつの間にかいなくなってしまって、送り出した実感のないまま1年を過ごしてきましたが、今日の式でやっとけじめがつきました。卒業旅行に行けなかった人もいますし、卒論を修正後最後に製本できずに今日までそのままになっている人もいます。みんないろんなものを置いたまま、卒業式のないまま、社会に出ました。そして立派に一年つとめて帰ってきました。入社式から作業服で復興支援にあたってきた人も大勢います。内定取り消しになった人もいました。この1年を復興のために働いてきた卒業生たちは、もうすでに学生ではなく、社会を担う一員であり、東北の力、そのものです。今日は心から、おめでとうとみなに言いたいと思います。
(↓今後はたぶん絶対に実現しない、三世代そろったラボメンバーの写真。)