寄り道 まわり道 遠くへ行く道

新しいことを見つけるって楽しい!

SPP<サイエンスパートナーシッププロジェクト>

2011年10月07日 | 仕事・研究
今日は宮城学院中学校で出前授業(実習)を行いました。
本日のテーマは「消化と吸収の仕組み」で、マウスの小腸を開いて腸絨毛を実体顕微鏡で観察。最初、シャーレにのせてそのまま観察しようと思っていたのですが、バッファーの中に沈めて見る方が絨毛がきれいに開いてよく見えるということがわかり、イソギンチャクのように本当に美しい絨毛を観察できて、大成功に終わりました。その後豚十二指腸と結腸の組織切片を観察しました。理科の授業の一環として行ったため、一コマが45分というタイトなスケジュールでしたが、組織切片の観察後はスケッチもできて、見てもらいたいものはきちんと見てもらえたという気がします。



今回の出前授業はJSTが主催するサイエンスパートナーシッププロジェクトでした。次の出前授業は11月に、宮城県仙台向山に行くことになっています。

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桐島洋子さんと

2011年10月07日 | その他もろもろ
昨日の夕方、井上正康先生に来ていただいてラボで勉強会がありました。話題提供は岩井先生で、稲のいもち病に対する抵抗性の話を聞きました。例によって延々とディスカッションが続き、その後街中へ出て夜の部となりました。飲みながらまたさんざん話したんですが、研究の話に加えて復興支援についてもあれこれ話し合い、その中で井上先生が親しくしておられる桐島洋子さんにきていただいて講演会はどうだろうかという話になりました。それはいいですね!と大喜びしていたらその場で先生が電話をされ、そのままケータイを私に持たされたので、桐島洋子さんとなんと直接お話ししてしまいました♪ほんとに来ていただけたらうれしいです。さっそく関係各位にお願いにいかなくては。

復興支援に関しては、昨日はほかにもやらなきゃいけない課題がいくつも出たので、急ぎ取り組まなければなりません。でも今日は宮城学院中学校への出前授業。消化吸収のお話と、小腸と大腸の組織切片を観察してもらいます。この間の広瀬中学校は40人7クラスで、今日は32人3クラス。中学校の先生はすごいですね~。しかも45分で完結しなきゃならないので時間との闘いです。
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先取りで成功。

2011年10月05日 | 日々の暮らしを楽しく
今日は久しぶりに「平日夜ジム」に行くことができました♪
成功のポイントは朝、夕飯を半分くらいまでやっておいて、帰ってから仕上げだけさっとやってすぐごはん→8時ころからジムに行くというパターン。

時間の先取り、大事ですね。
おかげで精神的にかなり充実。
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実験するときにこだわること。

2011年10月04日 | 仕事・研究
4年生が実験していてあまりいい結果が出ていないので、どういう手順でやってるかというのを確認しました。そしたらプロトコル通りにやってないことや自分で考えて勝手に変えてるところがあることが判明。驚きました。それではうまくいくはずがないよね。

根拠があって技術もあるなら、作業を工夫するのはいいんですけど、それはとにかく一定レベルに達してからの話。

わたしは実験の細部にものすごくこだわる人間です。
細かい作業を集中して延々とやらなきゃならないとき、うっかり失敗するのがいやなので、絶対に間違えない仕組みを考えています。自分を信用しすぎないというか、人間は間違うもの、という前提に立って先に手を打ってあるんです。ですから実験に使う用具にも徹底的にこだわっています。「マニアックですねえ」と言われるけど、そこにこだわってるから精度が高いんです。あと、所要時間を読むことも当然必要です。作業時間を考えずにやるのは失敗の元。そんなの当たり前だと思うですけど、学生は意外に時間を読めません。

学生を見ていると同じ実験をしても、毎回ぶれずにきちんと結果が出る人と、何回やってもダメな人がいますね。だいたい同じような感じでやってるけど、細部に払う注意力が違うんだと思います。「このくらいでしょ」と思ってるところが見当違いなんです。そういう人を見ていると、どうでもいいところに力を入れていて、ここぞというところがいい加減。理論を理解していないのも原因のひとつ。「なぜこの作業をやるのか」ということを理解していれば、そうはやらないでしょと思う。

人と同じようにやってるのに自分だけ失敗するってときは、一度もっと精度を高めるってことを考えた方がいいです。どこか絶対に違ってるはず。細部の細部まで点検してみて、甘さの残ってるところはないか考えてみてください。そこを改善しない限り、何回やり直しても同じ。

私の場合は集中、丁寧、作業効率への徹底的なこだわり、そして熟練が実験のキーポイントだと思っています。
あと2か月ほどの卒業研究、なんとかステップアップしてもらいたいです。

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基本は体。

2011年10月04日 | 仕事・研究
相変わらず朝早く起きる生活ですが、若いころより起きるのがしんどくなってます。
前も書きましたが、高校生の時は2時半に起きていて、その後も3時半~4時に起きる生活。でも、たとえば昨日は2年生の実習が午後あったんですが、長丁場ですからけっこう疲れて、夜家に帰ると家事をする体力・気力があんまり残っていない。まあそれでも最低限は片付けて寝たんですが、今度は朝すっきり起きれず、目覚ましを5分おきくらいにセットして何とか起き上がるのに30分くらいかかってしまいました。

私は子供のころから病気がちで体力がなかったので、足りない分をすべて「気力」で補ってきたのですが、こういう忙しい生活をきっちりやっていくには、やっぱり体力が大事だなあと思います。

病気がちだったからこそ、食べることや運動や生活時間のリズムや温度調節やいろんなことに心を配らざるをえなかったのですが、今になってみるとそれは大変よかったと思います。どんなことをやるにしても、基本は体。粘り強く考えたり、行動したりするには、体が整ってなきゃいけません。わたしの体は生活の質を落とすことに敏感で、おかげでどんなに忙しくてもきちんと食べて寝て運動してという生活ができていたのだと思います。体力があって、多少無理をしても平気な体だったら、栄養も考えず適当に食べていても平気だったかも。だから病気がちだったのはむしろ私にとってはよいことでした。

しかし寄る年波には勝てず(?)、とにかく朝すぱっと起きれなくなってきてるので困っています。
昔、20代のころかな、「寝るときに仰向きかうつむきか横向きか」みたいな話題があって、朝起きた時どっち向いてる?と聞かれて、「わからないですねー。目が覚めたらもう起き上がってるんで」と答えたことを覚えてるんですが、それくらい目覚めがよかったんですよね。

今日やる楽しいことを考えたらすぐ起きれるよと書いてある本とかあるんですけど、たしかにそれもよい案ですけどどーもそれだけじゃ起き上がれない。もしかしたら起床時間が睡眠のパターンにあわなくなってきてるのかな?そういえば目覚ましの鳴る30~45分まえに一度必ず目が覚めるんです。そうか、そのときもう起きちゃえばいいんだ。早すぎると思ってもう一回寝てたけど、それがいけなかったのかも。

さてこんなこと書いてる間に5時になってしまいました。お弁当、作らねば!ちょうど今、新聞が来ました。今日も、がんばります。
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金木犀が咲いた。

2011年10月02日 | 仕事・研究
明日から後期が始まります。
いよいよ学生が戻ってきます。
3年生が研究室配属になります。
3年生は就職活動も始まります。

これから年末まで、意識して落ち着いて物事に取り組まないとあっという間に過ぎてしまいそうです。

明日、月曜日の午後は2年生の実習。解剖の実習の前にスケッチの練習をします。例年、金木犀とさざんかの葉を使うのですが(この二つの葉の形態の違いを描き分ける)、数日前に金木犀の香りを感じて「うわー10月が来るんだ!」と一瞬焦りました。金木犀が咲くと今年ももう最後の3か月。その香りでスイッチが入る気がします。
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ジムに行く。

2011年10月02日 | その他もろもろ
私は毎週土曜日にジムに行くことにしていますが、土曜日に仕事が入っちゃうといけません。かわりに平日の夜に行こうと思って手帳に書いておきますが、だいたいやっぱり行けません。仕事がおしてくるとジムは予定から弾き飛ばされちゃうんです。昨日も午前中子どもの学校の懇談で、その後大学に行き、3時までには仕事を終わらせてジムへ行ってから帰宅、という予定を組んでいましたが、仕事が終わりませんでした。たいした量ではないと思っていたファイルを開いたら、中身がなかなか難解で(人が作った図を直す必要があったんですが、その図の作りこみ方がふつーじゃなかった。)、ほかにもおもったより解決の難しい作業があって終わりませんでした。でまあ、ジムをやめてちょっと早めに家に帰り(5時ころ)、夕食を作ってまあ平和な夜だったんですが、ジムに行けなかったのが心残り。日曜日は日曜日で忙しいので、土曜日に行けないとその週は行けなくなってしまうんです。でも、土曜日って子供の学校行事や大学の仕事(公開講座やセミナーや出張)がやたらと入るので、たぶん月4回のうち2回は絶対一日中仕事でジムに行く時間はないんですよね。

「余ったら貯金しよう」と思わずに「先に取り分けて、残りで生活する」ってなことよく言われますけど、ジムへ行く時間も、先にとってしまって、残りの時間で仕事するって方が正解なんでしょうね~~。でもその「先取り」が「手帳に書く」ってことだけじゃ不十分なんだ、、、。

私の知ってるさる偉い先生は毎日ジムに行っていて、そのやり方というのは「朝から夜6時まで仕事する。6時になったらジムへ行く。2時間たったらもどってきてまた仕事している。」ということらしいです、研究室の学生さんによると。都心にラボがあるからできるんだな~。毎朝ジムに行ってから仕事に行ってます、という方の話を聞いたこともあります。それも都心だからできるんだよな~。

ジムって、家のそばか職場のそばでないとうまく続けられないんだそうです。
私の場合どっちでもないからなあ。

アメリカのメリーランド大学やUSUHSにいたときは、学内にジムがありました。ああいう感じに日本もならないかなあ。まあできないことばっか望んでいないで、現実的にどーするかっていうことを考えなきゃなりません。月2回でも行かないよりましでしょうけど、わたしの理想は週2回通うことです。来週はなんとか平日夜にいけるよう、頑張りたいと思います。
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