4年生が実験していてあまりいい結果が出ていないので、どういう手順でやってるかというのを確認しました。そしたらプロトコル通りにやってないことや自分で考えて勝手に変えてるところがあることが判明。驚きました。それではうまくいくはずがないよね。
根拠があって技術もあるなら、作業を工夫するのはいいんですけど、それはとにかく一定レベルに達してからの話。
わたしは実験の細部にものすごくこだわる人間です。
細かい作業を集中して延々とやらなきゃならないとき、うっかり失敗するのがいやなので、絶対に間違えない仕組みを考えています。自分を信用しすぎないというか、人間は間違うもの、という前提に立って先に手を打ってあるんです。ですから実験に使う用具にも徹底的にこだわっています。「マニアックですねえ」と言われるけど、そこにこだわってるから精度が高いんです。あと、所要時間を読むことも当然必要です。作業時間を考えずにやるのは失敗の元。そんなの当たり前だと思うですけど、学生は意外に時間を読めません。
学生を見ていると同じ実験をしても、毎回ぶれずにきちんと結果が出る人と、何回やってもダメな人がいますね。だいたい同じような感じでやってるけど、細部に払う注意力が違うんだと思います。「このくらいでしょ」と思ってるところが見当違いなんです。そういう人を見ていると、どうでもいいところに力を入れていて、ここぞというところがいい加減。理論を理解していないのも原因のひとつ。「なぜこの作業をやるのか」ということを理解していれば、そうはやらないでしょと思う。
人と同じようにやってるのに自分だけ失敗するってときは、一度もっと精度を高めるってことを考えた方がいいです。どこか絶対に違ってるはず。細部の細部まで点検してみて、甘さの残ってるところはないか考えてみてください。そこを改善しない限り、何回やり直しても同じ。
私の場合は集中、丁寧、作業効率への徹底的なこだわり、そして熟練が実験のキーポイントだと思っています。
あと2か月ほどの卒業研究、なんとかステップアップしてもらいたいです。
根拠があって技術もあるなら、作業を工夫するのはいいんですけど、それはとにかく一定レベルに達してからの話。
わたしは実験の細部にものすごくこだわる人間です。
細かい作業を集中して延々とやらなきゃならないとき、うっかり失敗するのがいやなので、絶対に間違えない仕組みを考えています。自分を信用しすぎないというか、人間は間違うもの、という前提に立って先に手を打ってあるんです。ですから実験に使う用具にも徹底的にこだわっています。「マニアックですねえ」と言われるけど、そこにこだわってるから精度が高いんです。あと、所要時間を読むことも当然必要です。作業時間を考えずにやるのは失敗の元。そんなの当たり前だと思うですけど、学生は意外に時間を読めません。
学生を見ていると同じ実験をしても、毎回ぶれずにきちんと結果が出る人と、何回やってもダメな人がいますね。だいたい同じような感じでやってるけど、細部に払う注意力が違うんだと思います。「このくらいでしょ」と思ってるところが見当違いなんです。そういう人を見ていると、どうでもいいところに力を入れていて、ここぞというところがいい加減。理論を理解していないのも原因のひとつ。「なぜこの作業をやるのか」ということを理解していれば、そうはやらないでしょと思う。
人と同じようにやってるのに自分だけ失敗するってときは、一度もっと精度を高めるってことを考えた方がいいです。どこか絶対に違ってるはず。細部の細部まで点検してみて、甘さの残ってるところはないか考えてみてください。そこを改善しない限り、何回やり直しても同じ。
私の場合は集中、丁寧、作業効率への徹底的なこだわり、そして熟練が実験のキーポイントだと思っています。
あと2か月ほどの卒業研究、なんとかステップアップしてもらいたいです。