院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

モダンジャズのサウンド

2006-08-07 13:23:44 | Weblog
 最近、居酒屋がモダンジャズをBGMに使うのが流行しているようだ。それも60年代の演奏が多い。

 ジャズのサウンドが、クラシックやポップスとまったく違うことは、ジャズを知らない人にも分かるだろう。

 一番の違いは、ジャズではテンジョンという音を使うところである。もしドミソシ♭という和音を奏くとすると、その上のレやファやファ♯も使用する。そうすると緊張感が生まれるので、これらの音をテンジョンと呼ぶようになった。

 むろんドミソシ♭レファを全部奏くのではない。そんなことをすれば音が濁ってしまうので、適宜間引くのだ。ドは必ず間引かれる。たとえばドミソの代わりにミソレなどとやるわけである。

 この時にドがないと、演奏が間違っているように聴こえることがある。だから、ドはベースが奏くのである。