アサクサノリとは浅草で穫れる海苔のことではない。アサクサノリという海苔の品種である。
私が子供のころは海苔といえば全てアサクサノリだった。アサクサノリは蕎麦つゆに浮かべると箸ですっと切れた。今の海苔はビニールのように硬くて箸では切れない。海苔巻きを噛み切るのさえたいへんである。
いつのころからか、海苔はすべてこのタイプになってしまい、残念に思っていた。
だが最近、千葉県の市川市や鹿児島県の出水市でアサクサノリを養殖している人がいると聞いた。市川市の人には連絡がとれなかったが、出水市の人と連絡がとれた。
でも、今年の分は全部はけてしまい。次は来年になるとのことだった。一枚500円だそうである。なじみの寿司屋に取り寄せてもらうことしたが、店の主人は「一枚50円の間違いじゃないの?」と驚いていた。
来年になったら念願のアサクサノリが食べられる。何十年待ったことだろう。
私が子供のころは海苔といえば全てアサクサノリだった。アサクサノリは蕎麦つゆに浮かべると箸ですっと切れた。今の海苔はビニールのように硬くて箸では切れない。海苔巻きを噛み切るのさえたいへんである。
いつのころからか、海苔はすべてこのタイプになってしまい、残念に思っていた。
だが最近、千葉県の市川市や鹿児島県の出水市でアサクサノリを養殖している人がいると聞いた。市川市の人には連絡がとれなかったが、出水市の人と連絡がとれた。
でも、今年の分は全部はけてしまい。次は来年になるとのことだった。一枚500円だそうである。なじみの寿司屋に取り寄せてもらうことしたが、店の主人は「一枚50円の間違いじゃないの?」と驚いていた。
来年になったら念願のアサクサノリが食べられる。何十年待ったことだろう。