院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

「地球温暖化係数」

2007-05-25 13:23:16 | Weblog
 地球温暖化によって、南極も北極も氷に影響がないとすると、海水面が上昇するという根拠がなくなる。

 根拠がないのに、大騒ぎしているのが今のマスコミである。マスコミの素人判断は困ったものである。影響力が大きいだけに、マスコミにはもっと真実を伝えてほしい。

 私は、いつぞや述べたように、地球温暖化はCO2 を初めとする地球温暖化ガスのせいではないと思っている。億年単位の気候変動か、太陽の活動の変化が(地球が本当に温暖化しているのなら)影響しているかもしれない。

 地球温暖化をいわゆる温暖化ガスのせいにするのは間違っていると思う。

 「温暖化係数」というのがあるそうだ。ガスが同じ量でどれだけ温暖化に寄与するかというと、メタンはCO2 の20倍。亜酸化窒素は300倍。フルオロカーボンに至っては1000倍だそうである。

 この係数はどうやって計ったのだろうか?少なくとも私は、この報告の論文を読んでいない。

 温室効果なぞという、あいまいな概念の上に、「温暖化係数」という、これまたどうやって計ったのか分からない数値が出てきた。

 すべてマユツバである。「温暖化係数」と言い出した論文を読ませてほしい。論文を読めば、それがマジメな論文か、一般受けを狙ったものかはすぐに分かるはずである。