院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

紙の生産と熱帯雨林の関係

2007-05-29 11:38:15 | Weblog
 今回も『環境問題は・・・』からの受け売りである。

 現在、世界のパルプ原料は、14%が先進国からの輸入で、開発途上国からの輸入は2.5%に過ぎないそうである。

 ということは、わが国で使用されるパルプは、ほとんどが先進国からの輸入ということになる。

 熱帯雨林の減少に危機感が持たれているけれども、わが国の紙の使用と熱帯雨林の減少とは何の関係もない。

 それがあたかも、紙をリサイクルしないと熱帯雨林が壊滅するかのように言われて、子供会や老人会は古紙の回収に奔走している。

 何の関係もないことにエネルギーを使わせられるのは、たまらない。ここでもまた、バカなマスコミと役所が大きな役割を果たしている。

 じつは紙のリサイクルには、まったく別の大問題があるのだが、それは次回に譲る。