院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

チュニジア管見記(2)

2009-01-05 09:18:10 | Weblog
 チュニジアではアラビア語とフランス語しか通じないと聞いていた。両方ともダメな私は、どうなることかと思っていた。

 でも、ほとんどのところで単語だけだが英語が通じた。

 現地の観光地で、タバコのヤニで指がまっ黄色の男が近づいてきた。タバコを1本くれというのである。その男は英語やフランス語でしゃべった。うるさいからタバコを一本やった。

 恵んでやってからも、その男はしつこく、中国人か日本人かと聞いてくる。私はうるさくなって、日本語で「うるさい。あっちへ行け」と言った。そうしたら男はサンキューと言って去っていった。

 レストランで魚が食べたくて、フィッシュと申し出た。しかし通じない。家内がサカナのことはフランス語でなんというんだったけと言ったら、なんと「サカナ」が通じた。

 同時に我々が中国人ではなく日本人だということも彼らは察知した。

 「サカナ」のグリルをおいしく食べながら、チュニジアワインを楽しんだ夜だった。