院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

オペラファンの高齢化

2009-01-27 10:12:17 | Weblog
 アメリカでオペラファンが高齢化しているという。若者がオペラを見なくなっているということだ。

 オペラの現代版であるミュージカルが高齢化しているとは聞かない。しかし、ミュージカルファンの高齢化にともない、ミュージカルも同じ運命をたどるだろう。

 わが国では、能、歌舞伎、人形浄瑠璃のファンが高齢化している。人形浄瑠璃の公演なんて、いまどきどこでやっているのだろう。これについては一言あるが、今日は忙しいので、後の回にまわす。

 演歌ファンも高齢化している。演歌のCDの売り上げは、他の流行歌のそれの10分の1だそうだ。

 昔、新劇は若者に支持された。でも、未だに新劇を見ているのは、当時の若者が老いただけのことで、新しいファンを獲得していない。

 それに比べると、俳句、短歌はまだ若者が新しい模索をしている。囲碁や将棋も若い世代から捨てられていない。

 それはなぜか、今日は詳しく考察する時間がないので、ご容赦を。