院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

チュニジア管見記(3)

2009-01-06 08:31:51 | Weblog
 チュニスの中央市場へ行った。日本の地方の市場と同じで、2mほどの間口の店が、羊肉、鶏肉、野菜、ナッツ、魚を取り扱っている。

 とても景気がよい。家内はカラスミを買った。日本での価格半分だった。しかも、おいしい。

 5歳くらいの少年が袋を持って私たちのところへ来て、なにやらせがんでいた。意味が分からなかったが、袋を買ってくれいう様子だった。要するに彼の国の物乞いである。少年の物乞いは、昔はわが国にもいたが、もう見なくなって久しい。

 チュニジアはワインがおいしい。でも街中でワインは売っていない。手に入れるまでは郊外のスーパーまで行かねばならなかった。

 スーパーで酒類を見た。チュニジア産のワインは1本500円くらいだった。それで、スーパーでチュニジア滞在中のワインの自分用を全部買った。

 日本からウイスキーの「ジョニ赤」を1本持っていった。1400円だった。それが、家内も飲んだのですぐになくなってしまい、現地のスーパーで調達しようとしたら、現地ではなんと1万2千円。ばかばかしくて、買うのをやめた。

 思えばわが国でも昔は、「ジョニ赤」さらに「ジョニ黒」は高くて手が出せなかった。