院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

「しゃもじ」と「おたまじゃくし」

2009-01-24 08:25:25 | Weblog
 「しゃくし」とは食物をすくう道具である。

 平安時代に、いろいろな言葉に「もじ」という「接尾語」を付けることがはやった。「しゃくし」にも「もじ」が付けられ、「しゃもじ」と呼ばれるようになった。

 汁をすくう道具を「おたま」と言った。「おたま」は「しゃくし」の一種だから、それを「おたまじゃくし」というようになった。

 形が似ているところから、カエルの子を「おたまじゃくし」と呼ぶようになった。もとはなんと呼ばれていたのかはわからない。

 さらに年代が下ってから、音符のことを、これも形が似ているところから、「おたまじゃくし」と呼ぶようになった。

 以上は私の推理である。あまり信用できないかもしれない。