(WHOの総会。日本財団のHPより引用。)
WHOは、虫歯は砂糖の摂取量とは明らかに相関があるが、歯磨きが虫歯を予防するというエビデンス(科学的な証拠)はないという見解をとっている。
それでは歯磨きを代表とする「口腔内清掃」が必要ないかと言えばそうではなく、老人の口腔内の雑菌などは誤嚥性肺炎の原因となるから、やはり「口腔内清掃」は必要である。
虫歯が先進国で急に増えたのは中世で、サトウキビからの砂糖が普及してからだそうだ。さらに産業革命後、砂糖が容易に手に入るようになってから虫歯が飛躍的に増加したという。
※今日、気にとまった短歌
目覚むればわれに背を向け下着きる妻ほの白し寝屋の片隅 (埼玉県)椙田隆