院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

「街の声」の源流

2015-06-20 06:36:42 | マスコミ

YouTube より引用。)

 スタジオか劇場中継の生放送ばかりだったラジオが、「街の声」を拾って放送するようになったのは1950年代である。なぜ、そのようになったかというと、携帯テープレコーダー「デンスケ」が発売されたからだ。記者はそれを肩に担いで街頭録音を行った。そのころは新鮮だった。

 現在のテレビでも「街の声」を放送する。だが、意見が9対1に分かれている事柄でも、「街の声」は五分五分であるかのように放送するから、なんの参考にもならない。「街の声」も選別や編集が行われれば「やらせ」と同じである。

 テレビ局はぼつぼつ「街の声」の放送をやめたらどうか?


※今日、気にとまった短歌

  飲み会のために会社にいるようなひとでありしが生死を知らず (さいたま市)大西隼人