(YouTube より引用。)
スタジオか劇場中継の生放送ばかりだったラジオが、「街の声」を拾って放送するようになったのは1950年代である。なぜ、そのようになったかというと、携帯テープレコーダー「デンスケ」が発売されたからだ。記者はそれを肩に担いで街頭録音を行った。そのころは新鮮だった。
現在のテレビでも「街の声」を放送する。だが、意見が9対1に分かれている事柄でも、「街の声」は五分五分であるかのように放送するから、なんの参考にもならない。「街の声」も選別や編集が行われれば「やらせ」と同じである。
テレビ局はぼつぼつ「街の声」の放送をやめたらどうか?
※今日、気にとまった短歌
飲み会のために会社にいるようなひとでありしが生死を知らず (さいたま市)大西隼人