今回、TVおもちゃ(私が今回勝手に命名したもので、TVを使ったおもちゃのこと)が2台入院となったが、私の作業場兼寝室にはTVが無いので、パソコン用液晶ディスプレーに普通のビデオ信号(コンポジット信号という)を映し出すためのビデオコンバーター(I-O DATA製VA BOX2)というやつをオークションで8千円くらいで入手して使用している。これが今回活躍した。これだとパソコンを使用(もちろんコンポジット入力機能のあるもの)しなくても使用できる。
先ず1台目はタカラのジャラジャランドというもので、画面が途中で必ずフリーズしてしまうという症状です。早速分解して、センサーの動作確認を行っ た。この手の、おもちゃはセンサーも殆ど無接点化(赤外LEDとフォトダイオード又はフォトトランジスタの組み合わせで、光をさえぎることで受光素子の電 流が変化する)されてるので、発光部については携帯電話のカメラで確認(赤外線は肉眼で見えないが、デジカメでは見える)、受光部はテスターやオシロス コープ(回転のスリット検出もあるので)で(電圧変化や波形)確認したが、どれも異常無しだった。そこで、映像を出力している基板も見たが、SMD部品 で、手が出ないので、接点スプレーで取り敢えず確認したが、フリーズする場面はその時々で変わるが、いずれも早い段階でフリーズする、基板を指でなぞって もフリーズするので、修理は断念した。電源電圧は正常でした。ここで発見!基板間を接続してあるフラットケーブルのほかにVCCは別の単線で補強してあ り、何か設計の不具合があったのだろう。太い線に変えたりGNDも別線で補強したが改善されず。後はコイン検出センサーとICの間にトランジスタのドライ ブ回路があれば、これを確認してみます。
もし、このような現象で修理経験のある方はアドバイスください。
これから、もう1台のPICO(ピコ)の修理に取り掛かった。(後日のブログ参照)