いつも、おもちゃ修理や、電子工作に使用している単3×4本用の電池ボックス出力電圧が出ない。テスターで当たっていくと、どうやら最後のマイナス極スプリング接点と、電池スナップ間の導通が無い。写真の様に、どう見ても外観上は接触しているように見える。何回も動かして見たが、導通は回復しないので、使用しないことにした。こんなことも有るんですね。
分解して見たら、スプリング接点がモールドに、なぜか潜り込んでおり、これが原因の様である。でも、どうすれば、こう作れるのか?不思議である。
試しに全端子外してみたら、バネ部のモールド側が熱で凹んだと思われる痕がある。バネが熱いままモールドしたのか、プレス時に熱が加わったかが考えられる。従って、まずバネの当たる部分を引っ張ってモールド部に熱で凹んだ痕が無いか確認すると、不良の判断が出来る様である。・・・ボンかぎさん・たまさんコメントありがとうございます。そうか、カシメ時の熱かも知れませんね。
M.Sさんから紹介いただいたジュラルミン製の単3電池ボックスを私も会社の試作品で使用したことがあります。紹介どおり接触上は問題ありません。ただ、ホルダーのバネ性が強いので、電池の取り外しが大変ですが、私はこれを長所にして、装置に逆さに取り付けしました。絶対外れません。秋月で入手可能で100円です(通販コードP-205)。