トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

廃品利用水中ポンプ

2007-08-16 10:29:24 | おもちゃ病院

Img_2891 Img_2892_1 こう毎日暑い日が続くと、涼を求めて、何か水に関するおもちゃを作ろうと、壊れている電池式灯油ポンプを水中ポンプに使えないものかと分解してみた。2台あり、片方は先端モーター部のモールドが割れており、もう片方は外観正常でもモーターが廻らないというものです。分解すると、モールド割れの方はモーターを密封しているゴムが剥がれていたので自己融着テープで巻いて組立、モールドを接着して動作確認したが、水が吸い上げられるモーターと外装間の隙間が殆ど無くなったせいか、吸い上げられず改造失敗。

Img_2893Img_2894もう片方はモーターの軸受け部分が腐食気味だったのでシリコンスプレーをしたら、廻りだした。どういうわけか、モーターの正面側は密封されていない。念のためゴム手袋を切り取り、貼り付けて密封した。排水パイプには水槽用エアーチューブ(Φ6)を本体に挿し込み、瞬間接着剤で固定。本体切断面はプラ板を接着して、蓋をした。水槽に3cm位入れてモーターをONすると、見事、水が吸い上げられ成功!あとは水車とかジオラマを作ってみよう。

Img_2898 Img_2896駄目だったポンプに使っていた、自動ストッパー部分を分解してみた。動作原理はフォトリフレクタらしきものを(赤外線検出器で確認済み)使っており、動作確認の結果、先端の円錐状レンズ部に液体が上がってくると光が伝達されて、これを基板上のトランジスタで増幅してモーターがOFFになり、再度電源スイッチを入れ直さないとONにならないようになっている。良く考えられていると感心した。

コメント
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