遠くの友人がブログを見て、スターウォーズ公認マスターレプリカ社のFXライトセーバーの修理を依頼してきた。おもちゃというよりはコレクションの性格が強く、新品だと15000円以上で7種類位シリーズがあるみたいです。
故障内容はスイッチをONにするとセーバー部分のLEDが先端まで伸びていくのだが、最先端のブロックが点灯しないというもの。多少の傷は了解してもらうことで、引き受けた。
簡単に分解出来ると思ったのだが、アルミ無垢の引物で、分解出来る様なところが見つからない(スイッチの部分にマイナスねじ風のが有るが、これはダミーで、すり割りの丸棒が接着してあるだけだ)。電池は単3×6本使用(単3×3本のシリーズもある)しており、テスターで接続を調べると3本直列し、それを2並列している様だ。その中の1本が容量抜けを起こしていたので、交換したところ正常に点灯する様になった。ただ、これを戻しても、最初だけそのような現象が発生するだけで、連続消灯の再現はならなかった。なので念のため、本体との接触部を磨き、接点グリスを塗布して数日様子を見ることにした。「FX_BATT_SETSUZOKU.pdf」をダウンロード
点灯以外にも、効果音の機能があり、スイッチをONすると映画でおなじみの音が出てくる。振り回すとブンブンと音が出て、衝撃を与えると衝撃音が出るという凝ったものだ。
問題無い様なので、引き渡した。
おもちゃでは無いし、分解も不可能みたいなので、「おもちゃ病院」としては引き受けないのがいいかと思います。