トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

故障デジタルテスターの活用

2008-08-31 23:25:18 | アマチュア無線

Img_4891 Img_4892 Img_4893 数年前に秋月で購入したデジタルテスターMETEX製P-16(2100円)の表示がおかしくなって、使い物にならない。

唯一、周波数レンジは生きていた。秋月のHPだと6000Hz~60MHz となっているが、実際は10Hz~10MHzだった。箱にも10Hz~10MHzとなっているので、HPのミスだと思う。秋月のHPだと廉価タイプのP-10(1600円)も、同じ範囲が測定出来る様だ。

CR発振器(10Hz~1MHz)および、リニアテクノロジー社LTC1799使用の自作発振器(1kHz~30MHz)に周波数カウンターとテスターを同時に接続してみたら、テスターは測定周波数範囲内で、正確に周波数表示した。逆に周波数カウンターは10Hzから計れるはずだが、1kHz位からしか計れなかった。入力のカップリングコンデンサが壊れているのかも知れない。

ポータブルカウンターとして重宝しそうだ。

【SDRの周波数表示に応用出来そう】

SDRのクロックは、受信周波数の4倍なので、逆に74HC4040などで1/4分周して、このテスターで測定すれば、受信周波数が直読出来るので、CR発振等の可変周波数受信機には使えそうである。ちなみにTC74HC4040は73MHzまで動作可能な様だ。

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DC用調光器製作

2008-08-31 22:03:35 | 家電修理

Img_4880Img_4881Img_4887娘の家のキッチンリニューアルで、間接照明には輸入品らしい器具が使われており、ランプは12V20Wらしい(ACかDCかは確認しなかった)。これを2個使っているのだが、工事した電気屋さんが気にもせず、コンセント型トランス?を1個だけ使って、二次側にパラ接続した為に、2個同時に点けると、ドロップして照明が暗くなってしまう。電気屋さんに問合せてもらったが、行方不明とのこと。

ということで娘に相談されたのだが、トランスだと大きくなるので、取り敢えず秋月で12V4AのACアダプタを購入。ついでなので、調光器を製作することにした。

タイマーIC(LMC555)によるPWM発振器を使い、大電力N型MOSFET(SUP85N15-21)をドライブすることにした。秋月で40円です。

最初は発振周波数が1kHz位で、負荷には12V用豆電球を使ったので、問題無く動作、と行きたかったのだが、100kΩボリュームの抵抗が0Ωになったところで内部抵抗皮膜が燃えてしまった。そこで両端に10kΩ固定抵抗をシリーズに入れた。

【ヘッドライトは可聴周波数点灯で音が出る】

Img_4888Img_4889Img_4890豆電球では問題無く動作したので、実際の負荷に近い自動車用ヘッドランプを負荷に繋いだら1kHzの音が聞こえて、FETも相当温度上昇してしまう。電解コンデンサで直流にしたらどうかと思ったが、リップルで今度はコンデンサが温度上昇する。

発振周波数を80~70Hz程度に落としてみる。FETも温度上昇しなくなった。当然、その周波数の音は出るが、レベルは低いので、実負荷で試してもらうことにする。サイン波だと問題無いのかも知れない。→オーディオ用パワーアンプのスピーカー出力に電球を接続して、正弦波/矩形波入力での音を確認してみよう。

考えてみればチョッパー式DC-DCコンバータの原理である。従って、高い周波数にして整流・平滑すればいいのかも知れない。→9/4参考書通りダイオード、コイル、電解コンを追加しスイッチング周波数を色々変えてみたが、満足な動作は得られなかった。宿題としておこう。

音を除けば、調光機能は問題無かったが、いい経験をした。

【FT-101Zモービル運用への応用】

今回ので、動作確認は出来たので、八重洲トランシーバーFT-101Zのモービル対応用として、これを応用したDC-DCコンバータを実験してみたいと思います。FT-101Zの電源トランスは、DC-DC用の捲き線がすでにあるので、片側の信号を反転させプッシュプルでドライブさせれば出来そうですが、ON-OFF時のクロスオーバーや発振停止による異常電流対策をする必要が有ると思います。

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ノートパソコンがまた仲間入り

2008-08-31 21:28:42 | パソコン

Img_4874 Img_4875 Img_4877 ディスプレー中央付近に赤い線が縦に1本入っていると云う、ジャック扱いの安価(1万円以下)なノートブックパソコンが有ったので落札した。液晶部のトランジスタが1個壊れたのだろう。

実際、現物を動作させてみると、画面が暗い場合に目立つだけで、気にしなければ支障は無い。

ACアダプターは添付されていないので、手持ちのアダプターのコネクタを変換して使うことにした。アダプタ製作は3作目になり、コツが判ってきた。

この他には、LAN入力コネクタが壊れており、LANが接続出来ないので、無線LANカードとUSB接続LANアダプタを接続してみて、どちらも動作した。家の中を移動出来る様、無線LANカードを使うことにした。

バッテリーも多分寿命に近いことだろう。

XPだが、OS以外はソフトが入っていないので、必要なソフトをインストール。

DVDがサクサク動作する様、VLCメディアプレーヤを使用(WINDOWSメディアプレーヤーと比べ動作が軽い)、DVDビデオがコマ落ち無く見れた。ちなみに、今まで使用していたASERのジャンク品(無料)はCPUが遅いので、コマ落ちする。ASER君には悪いが、世代交代になりそうだ。

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昇圧コンバーター修理

2008-08-31 21:05:04 | 電子工作

Img_4878 電子工作サークルで製作した「昇圧コンバーター」だが、メンバーが電池を逆接続して壊してしまった様だと、修理依頼を受けた。持ち帰りオシロで見るとタイマーIC(LMC555)によるPWM発振回路は動作している。どうやらドライブしているトランジスタ(2SC2655)が壊れているようだ。外してみて、自作hfeメーターで測定すると、やはり壊れていた。同じトランジスタに交換して動作した。

私も同じ様に、良く電池の極性を間違えることがあるが、部品によっては瞬時に昇天してしまう。

【逆接続対策】

今後は入力にDIPタイプの小型ブリッジダイオードを入れることにしようかな。これだと、極性がどちらでも、動作する。但し、Vfによるドロップが2倍になるので、電圧マージンの少ない回路は要注意だが。

秋月販売[I-01046] ブリッジダイオードDIP型 DF06M(7個入)600V 1A 100円

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ビデオカメラ修理

2008-08-31 19:48:36 | カメラ

Img_4871 Img_4872 Img_4873 センター職員の方からビデオカメラの修理を依頼された。

仕様:ビクターデジタルビデオカメラ GR-DX117

症状:望遠に設定してても広角(W)/望遠(T)ボタンを離すと広角に戻ってしまうというもの。

事前にメーカーサービスセンターに症状を伝え、考えられる原因を教えてもらいたい旨、問い合わせていたが、回答は予想通りスイッチの不具合か回路の不具合が考えられるので、最寄のサービスセンターに修理依頼下さいとのことだった。

だが、取り敢えず見てみることにした。ディスプレー収納部カバーのねじを全て外してみたが、完全には外せなかった。これで、動作確認をしたら、なんか知らないが正常に動作した。バッテリーも無くなって、満充電の予備バッテリーに交換したせいかも知れない。取り敢えずはここまで。組みなおしてセンターに届けた。暫く様子を見てもらうことにする。

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