おもちゃ修理で最後に残った「アンパンマンぬいぐるみ」の制御基板製作に取り掛かった。
制御基板といっても、手のひらにあるタクトスイッチを握ることによりバタ足するモーターをタイマー時間だけ動かすというのもだが、ICが壊れている様で動作しない。
定番のタイマーIC(LMC555)を使う事にし、同じ大きさにPT基板を切断し、取り敢えずタイマー部分のみ作り、静止時の待機電流を測定してみた。
データーシートでは5V入力時MAX200μAとなっているが、実測では140μAだった。
これでは、動作しない時でも電池を僅かに消費し問題なので、トランジスタ2個による自己保持回路を付けてみた。これで、動作しない時は電流が流れない。
タイマー時間は、半固定抵抗で調整出来る様にし、動かしてみると10秒程度でも良さそうだ。
負荷が重いとモーターノイズの回り込みによりタイマーが誤動作(時間が長くなる)する現象が有り、モーターの+-電源-ケース間に0.1uFセラコンを追加、LMC555のCONT端子とGND間に1000PFセラコンを入れて改善を図った。
回路図でタイマーICの8ピンVDD接続が漏れていましたので追加しました。
手の平のスイッチも導電ゴムタイプで抵抗が大きく、強く押さないと動作しない場合があるのでタクトッスイッチに変更して改善を図る。
あとは縫い合わせて完成となるが、微妙な入れ方でモーターに負荷が掛かり、動き出さないことが有るので、様子を見ながらとなる。
今年中に何とか目途が付きそうだ。
面白い記事の有る時だけ購読しているCQ出版社の「トランジスタ技術」だが、メル友のおもちゃドクターから、タイマーICの特集をやってるよと情報が有ったので、早速ネット購入した。
トランジスタ技術」も創刊から555号を迎え、これを記念してタイマーIC(555)の特集を組んだものです。
2010年12月号(555号)と2011年1月号は555号記念感謝企画が目白押しです。
とにかく安いし(秋月でLMC555CNが40個入り760円:1個当たり19円)、いろんな用途に使えるので、重宝に使っていたが、応用回路を眺めると、こんな使い方もあるのかと「目から鱗」である。
来年も、応用回路で楽しめそうです。
先週のTBSラジオ番組「安住 紳一郎の日曜天国」で関東地区の聴取調査を行っていた。その中で、ストリーミング放送radikoの影響なのかと話をしていた(前回の同じ特集では、まだradikoが無かった)。
以前radikoを確認したときは、私の住む茨城県は提供されていなかったのに、何を言ってるのかと思って、再度確認したら12/1からリニューアルで提供が開始されていた。
ホームページからも聴けるが、早速、視聴するための「radikoガジェット」をダウンロードしてみました。
FM放送も、途切れ無くセパレーションの良いステレオサウンドが聞こえてきました。
AM放送もステレオで聞こえて来た。(20秒くらい遅れて聞こえるが)
このブログもradikoを聞きながら書いています。
そこで、更に録音することは出来ないか検索したところ「RADIKO RECORDER」というのが見つかり、これも早速ダウンロードしてみました。試しに録音するとデフォルトではmp3形式でデスクトップに保存されます。これも綺麗に録音されていました。
こんなに便利に高音質の録音/再生が出来る様になると、FM/AMチューナーフェチの私としては複雑な気持ちである。
いつしか、TV放送の様にアナログ放送が終了になる時代になるかも知れないが、それまでは(生きていればの話だが)電波による放送をいかに綺麗に受信出来るか調整しながら聴き続けたいと思う。
Windows2000でも聞ける「radiro」も有ります。