トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

ベータデッキ音が出ず修理断念

2011-04-18 17:11:45 | おもちゃ病院
 

Img_8436_r友人がベータで取り貯めたライブラリを再生してDVDにダビングしたいのだが、そのベータデッキが修理不能で、何かオークションで安いのをということで落札したのがSONY製SL-HFR30なのだが、映像は問題無いものの音声がかすかに再生出来るだけという症状で、確かめようが無いので、その後もう1台SONY製EDV-5000を安価で落札した。
これは、録画再生で映像、音声共に問題無かったので特した気分である。これで録画したテープをSL-HFR30で再生して見るがやはり音声が出ない。逆にSL-HFR30で録画したテープをEDV-5000で再生しても音が出ない。ということは、SL-HFR30の音声は録音・再生共に異常が有るということになる。
なので、EDV-5000を友人に提供し、SL-HFR30を見て見ることにした。
Img_8442_rSL-HFR30はHiFi対応なのだが、それ様のケーブルを接続する為の角型コネクタが裏面についているだけで、実際の音声端子はRCAのモノラルのみである。
ベータ方式に関しては全く知識が無い。
そこで、HiFiの録音方式がどうなっているのかネットで調べて見ると、テープ方向に直線的に録音するヘッドと画像と同じ様にスパイラル?にFM録音(高音質を実現した Beta hi-fi)するトラックが2種類有り、同時に録音されている様だ。ベータ・ハイファイ
そこで、HiFiコネクタの端子を1本ずつオシロで観測して見るが音声らしき波形は観測出来なかった。
→これはBWTさんのコメントによると、HiFiコネクタに出ているのは音声信号では無い様なので、実際は信号として出ているのかも知れない。
Img_8440_rカバーを外して見て見る。ヘッドが汚れるとその様な現象になるということだったので、アルコールで清浄してみて録画/再生して見るが変わらず。
Img_8439_r基板を見て見ることにしたが、一番上の基板は開閉式になっているのだが、更にその下に、また更にその下に基板と3段構成になっており、簡単には分解出来そうに無いので調査はこれで打ち切った。
あとは、ジャンク品としてオークションに出品するしか無い様だ。

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カセットテープの特性比較

2011-04-18 08:55:00 | オーディオ

Img_8456_rImg_8457_rImg_8458_rImg_8460_r

デジタル録音再生機器だと、周波数特性は帯域内でフラットになっているのが常識で測定する価値も無いのだが、最近はまり出したカセットデッキはテープの種類、カセットデッキ、ドルビーの種類、バイアスの掛け方で周波数特性に差が出て来るという楽しみ?があり、数十年前エアチェックに夢中になっていた頃は、聴感で楽しんでいた。
現在では、パソコンが有れば周波数特性が見れるフリーソフトがあるので、その比較が簡単に出来る様になった。
私が、好んで使っているのは下記ソフトの併用である。
高速リアルタイム スペクトラムアナライザー(WaveSpectra)
多機能 高精度 テスト信号発生ソフト(WaveGene)
ところが、使用しているネットブックのサウンド回路に不具合が有り、20kHz以上が折り返されるという現象が出て測定出来ないので、今回、USBで接続出来るクリエイティブ製Blaster Digital Music Premium HD SB-DM-PHDというのをAmazon(7718円)で購入した。
ドライバー類をインストールして、問題無く動作している様だ。このサウンドブラスターはレコードカートリッジのイコライザ(MM用)も内蔵しているので、レコードのデジタル化も直接可能だ。
ナカミチCR-20を接続して測定。
2ヘッドなので、録音してから再生し測定となるが、3ヘッドタイプだとリアルタイムに、イコライザやドルビーやバイアスを変化させてその変化を見ることが出来る。
使ったテープはノーマル(Ⅰポジション)とハイポジション(Ⅱタイプ)の2種類だが、確かに高域(18~25kHz)の肩の変化(下がり具合)がハイポジションのが緩やかになる。
スペアナは表示周波数範囲を指定出来るので、細かい変化が直視出来る。パソコン画面は18~25kHzの範囲を表示している。
今後、メタルテープ(タイプⅣ)も入手して確認する楽しみも出来た。

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電波時計が毎日時刻合わせ・その訳

2011-04-18 08:37:08 | うんちく・小ネタ

 上さんに、毎日夜12時頃にアナログ電波時計が回り出す(時刻合わせの現象)というので、電池(単三×2本)をチェックした結果問題無いが、取り敢えず新品に交換した。
今日、ネットで検索してみたら、震災以来停止しているJST(日本標準時)【おおたかどや山標準電波送信所(福島県)】が福島第一原子力発電所の事故により20km圏内避難指示を受けたことに伴い、3月12日(土)から、送信所からの標準電波の送信を現在も停止しているとのことだった。
日本には、この他に【はがね山標準電波送信所(佐賀県)】から長波の60kHz(おおたかどや山は40kHz)が送信されている。各局からの半径1000~1500kmが受信可能の範囲なる。
Area左の地図がその範囲になる。従って、私の住む茨城県は、はがね山の圏内にも含まれるので、電波は弱いものの時々受信出来ている様で、今回の様な現象が発生しているものと思われる。
対策としては、電波の受信しやすい場所に移動させてみることだ。電波が受信出来なくても、クオーツ時計としては動作するので、多少の誤差を気にしなければ時々時刻合わせの煩わしさを我慢することである。
初期型の受信周波数固定タイプは残念ながら、自動切換え式に買い換えるか、送信再開まで我慢するしか無い。
その後、4月21日13時54分に暫定的に送信を再開しました。

コメント (1)
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