トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

真空管プリアンプ雑音原因調査

2012-03-17 15:02:00 | オーディオ

先日のブログで報告した、先輩宅の真空管式プリアンプキット(Audio Professer Inc製P-101A)のL側雑音(不規則なカリカリ音)発生について原因調査開始した。
P101ボリュームの位置に関係が無いのでボリューム以降の増幅回路(12AU7使用)に問題が有りそうなので、まずは真空管のLRを交換してみるが変わらないので真空管が原因では無さそうだ。
次に、抵抗をトントン叩いてやると、プレート抵抗(47kΩ/1W)の所が一番雑音が変化するので交換してみることにした。抵抗の種類はソリッド抵抗が使われている。

Img_1524_rImg_1526_rImg_1523_rズバリの抵抗は無いので、電流雑音の少ないと言われる金属皮膜抵抗で43kΩを4本使い並列+直列の組み合わせで交換してみると雑音が無くなった。
ネットで調べるとソリッド抵抗はカーボン抵抗よりも電流雑音が大きいとなっている。
時間があれば、使用しているソリッド抵抗を金属皮膜抵抗に交換してやれば今後も安定した性能が維持出来るかも知れない。
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コメント
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