昨年9月に発生した関東・東北豪雨で鬼怒川が氾濫、常総市では床上浸水で大きな被害となった。
先日、交流のあるタダノの代理店に別件で伺ったところ、水没した高所作業車から外した電子機器(5種類)があり、これの修理が可能かと打診され、取り敢えず見てみることにした。
そのままの状態で、中身を出した状態の写真
見てのとおり、泥が入り込んで固まっており、エアーだけでは、全然取れない状態。
高圧洗浄機で泥を吹き飛ばした後、エアーで水分を吹き飛ばした状態の写真
防湿用にウレタンコーティングしてあるのが多く、綺麗になったが、部品のリードが腐食して断線しているものが有り、仕様が分かり、入手可能な部品(フォトカプラ、酸化金属被膜抵抗、ポリスイッチ等)は手配したが、メーター基板だけはチップトランジスタが飛んでしまったりICのリードが腐食で無くなったりで修復不能と判断し、ユニットごと、そっくり手配・交換してもらうことにした。(その後、もう1台見つかり、中を見たらLEDの脱落があるものの交換で修理可能な様なので、これを修理することにする)
部品が届いたら、修復を試みるが、治るかどうかは、接続してみないと分からないところだ。
【メイン基板の修理】
部品(フォトカプラ、酸化金属被膜抵抗、ポリスイッチ等)が届いたので交換した。
フォトカプラ(TLP181)はズバリが無かったのでTLP185を使用した。