トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

先日の電圧・電流計で実験用電源製作

2017-03-31 15:25:46 | 測定器

 先日のブログで「20A DCデジタル多機能パワーメータエネルギーモニタモジュール電圧計電流計6.5V〜100V」が改造により、出力0Vから表示出来ることが確認出来たので降圧/昇圧CONVと組み合わせて、実験用可変電源装置を作ることにした。
使用したのはaitendoのDC/DC昇降圧モジュール [DSN6000AUD]だが、banggood.comでは10個セットで2126円 なので、今回はこれを注文した。
ケースはダイソーでアクリル製を数種類購入した。
電圧可変はaitendoの多回転精密ポテンショメータ [WXD3-13-2W] 10kΩ(200円)を使用し微調整し易い様にする。電源モジュール内の多回転半固定抵抗を取り外し、このランドと配線接続する。
アクリルケースは本体側の底面を表面パネルとすることで穴あけ加工する。
タケノコドリルを使うことで、割れやすいアクリルでも問題なく大きい穴を開けられる。

気を良くして、さらに小型の電源を作ることにした。
こういうギリギリのスペースに3D実装するのが好きだ。
使用するモジュールとポテンショメータは同じである。
電圧/電流計はbanggoodで購入した「DC-DCステップダウンパワー・サプライ可変モジュール(ハウジングケース付きLCDディスプレイ付)」のメーター回路のみ使用。というのは、今回のモジュールを使って電圧UP/DOWNボタンで電圧可変出来ないものか実験したのだが、うまく動作しなかったので、そのメーターのみ使うことにしたものだ。
やはり電圧が6V未満になると表示およびバックライトがフリッカーする。

2台の電圧可変範囲を確認したら、違いが結構大きい。GND側分圧抵抗の偏差か、ポテンショメータ抵抗範囲偏差が大きいのかもしれない。

大型:1.25V~48.13V
(ICの出力電圧最大定格は60Vだが、スイッチングダイオードSS34は40Vと低いのでこれ以上は危険だ)

小型:0.91V~24.8V

2A以上で制限が掛かる様だ。

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Robyラジコンの追調査

2017-03-31 10:45:57 | おもちゃ病院

 先日のブログで修理内容を報告したが、原因がクロック周波数ズレの様だったのでヤフオクで安価に落札して確認することにした。
ついでに、今回のダイソーRCカー、CCP製RCカーとの送受信機互換性を調べてみた。
この調査でRobyちゃんにも2CHと4CHのバージョンが存在することが分かった。
(写真の様にボタンの表示も、もちろん異なっている)
2CHタイプはヤフオクで落札したもの。4CHタイプは修理依頼品。
2CHタイプの送信機を分解すると、前後スイッチ間、左右スイッチ間がジャンパーされていたので、これを切り離して、基板のパターン表示(R,B)にそれぞれ接続してみたが4CHタイプの受信機(Robyちゃん)は動作しなかったので受信側でも違いがあるのかもしれない。
2CHタイプは前後ボタン(ボタンの表示は前後でない)で前のみ、左右ボタン(ボタンの表示は左右でない)で左のみ動作することが説明書に記載されている。


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YASHICA ELECTRO35-GSN動作確認

2017-03-31 10:23:17 | カメラ

 県西生涯学習センターの受付案内をされている方から、母親の形見で古いカメラがあるのだが動作するか確認してもらえないかとの依頼があり、見てみることにした。
フィルムカメラで、私は初めてみるものであり、電子化初期の結構高価なものだったのだろう。
フィルムカウンターが途中になっており、巻き上げクランクにも負荷があるので、まだフィルムが入ったままになっているので巻き上げて取り出した。
裏蓋もスムーズに開かないのでロックレバー部をグリスアップしたところ改善された。

電池を見てみるとHM4Nという銀電池が使われていたが出力電圧がほぼ0Vだった。
この電池は既に製造中止になっており、使うにはLR44/SR44×4個のアダプターを使う必要がありそうだ。
取り敢えず動作確認するため、LR44を4個直列接続し、スペーサーには電解コンデンサのアルミケース部分を使用し熱収縮チューブで固定した。

径は合わないが、取り敢えず電池ボックス内に収めて、絞りを変化させてシャッターを半押しすると、上部のLEDが点滅(SLOW:オレンジ色、OVER:赤色)するので動作はOKの様だ。

正式なアダプターを注文した。
【4/2:アダプタ自作】
届いたアダプタを見て、間違っていたことに気づいた。4LR44だったので寸法がまるで違う。
ネットで検索したら「メンターム薬用スティック」を使ったアダプタが出ていたので、早速自作することにした。
確かに、スティックをカメラの電池部に入れるとぴったりの径だ。
HM4Nの寸法に合わせて切断し底部をくり抜く。
長さが合わないので、延長電極が必要となる。
来れには電解コンデンサのケースを使うことにする。
スティックの内径に合うコンデンサを見つけてアルミケースだけにする。さらに、この中に入る、ひと回り小さい電解コンデンサをやはりアルミケースだけにして、この中に反対方向に入れる。これをスティックに入れると完成。我ながら良いアイデアだ。
カメラも問題無く動作している様だ。

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ダイソー600円ラジコンカーを試してみる

2017-03-31 10:21:24 | ラジコン

 今日は、ダイソーで購入したいのがあったので出掛けた。
まさか、ラジコンカーは無いだろうと、おもちゃ売り場を眺めていたら、なんと600円(税抜き)で販売されていたので、早速購入した。
先日購入したCCP製ラジコンカーより一回り大きい。安いだけあって、モールドが薄い感じがする。
前進でヘッドライトが点灯する。CCP製よりスピードは大分速い。
お互いの送受信機で操作してみると、全く互換性がある。
早速分解してみる。
周波数は27MHz帯です。箱裏に記載されており、ハンディ受信機でも確認しました。
CCP製は水晶発振の関係で27.145MHzぴったりでしたが、ダイソー製は自励式の関係からか27.300MHzになっていました。発振コイルのコアを調整してみると、27.145MHz~30.100MHzまで可変しました。
早速分解してみる。
送信機は8P-DIPのICが使われておりTX2 M163と表示されている。単三×2本で動作。
受信機は16P-DIPのICでTXN製8D420と表示がある。単三×3本で動作。

安価なので、どうしても治らないラジコンカーについて、送受信ユニットを置き換えるという治療も可能かもしれない。

コメント (1)
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