動作が不安定なので、新品を購入して、現役引退していたアナログテスターだが、電子工作サークルに入会した方がテスターを持っていないので、治すことにした。
まずは被覆が劣化で固くなっているテスターコードを交換する。
Banggood.com製「20A Probe Test Lead Alloy Alligator Clips Agilent/Fluke/Ideal Clamp Multi Meter」でワニ口クリップアダプターが付いて336円と安価である。
そのままではバナナプラグが刺さらないので、スリーブを除去する。また標準のバナナプラグより径が細いのでテスター内のジャック部分接点をつぼめる必要がある。
測定してみると、電圧は表示されるが、抵抗値が表示しない。
内部電池(単三×1本)電圧は問題無い。接点の接触も、接点グリス塗布してもダメ。
接点からの導通を調べていくと、穴(工場調整後のカット穴か?)の近くで何故か切れていたので接続した。
ブログを見て修理依頼があった。
全然動作しないという症状。
原因は単純でした。
電池(単二×4本)が寿命で、全然電圧が有りませんでした(幸い液漏れは有りませんでした)。
ゴムベルトが劣化して少し変形してたので交換しました。
□1.2×Φ85が丁度合います。千石電商から購入可能です。
ゴムローラーを専用クリーナーで清浄しました。
ケースの汚れも、落ちる範囲で清浄(アルコールおよびシール剥がしスプレー)しました。
(ケース汚れを取るには、溶剤によってプラスチックが溶ける場合が有るので、見えないところで確認してから、実施してください)
カードが添付されていなかったので送っていただける様依頼しました。
取り敢えず、磁気誘導で音楽をヘッドに伝達させて確認する方法を考えてみました。
100円充電器の電源トランスを使い、2次(低電圧)側にパソコンの音声出力を接続してラジコを再生させる。
トランス鉄心を近づけてもレベルが低いので、鉄心の側面にドライバーのビット(鉄製)を接触させ、その先端をヘッドに接触させたら、ちゃんとした音が出ました。
スピーカー(フォスター製)の隙間スポンジが劣化でボロボロでしたので、隙間スポンジを貼り替えました。
カードが届いたら正式確認します。