こんちゅう探偵団

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ウズラカメムシ

2023年11月04日 | ■カメムシ目


ウズラカメムシ Aelia fieberi (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] ススキ・エノコログサ・カニツリグサなどのイネ科植物の穂など
[時 期] 4月~10月
※ 体長は約8㎜~10㎜前後でカメムシ目カメムシ科カメムシ亜科に属する。

日本各地に分布し、平地~低山地まで広く生息し局地的で個体数は少ない。
成虫は日中にイネ科植物の生える草原などで見られる。
体は薄い茶色で頭部の先端から上翅中央にかけて太い茶褐色帯が見られ、胸部・上翅の両側にも同じ色の太帯がある。
頭部は細長く尖っていて、触角は基部が茶褐色でそれ以外は赤色となる。
エノコログサ・ススキ・スズメノチャヒキなどのイネ科植物の穂を吸汁する。
ウズラカメムシは年2化で成虫で越冬する。



2013年6月 北海道 札幌市内の住宅街の空き地で見られたウズラカメムシ



2015年5月 北海道 海岸の小さな草地で見つけたウズラカメムシ



2022年7月 北海道 夜間ツユクサの葉の上で休んでいたウズラカメムシ


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