こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
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7月に見られた蛾

2023年11月24日 | 外灯回り


アカスジシロコケガ
2023年7月 北海道 7月の探索で出会った昆虫のご紹介。
出ました、歌舞伎の様な立派な立ち振る舞い!!
ヒトリガの仲間のアカスジシロコケガです。
日本各地に分布しており、割と普通に見られる蛾ですが、白地に鮮やかな赤色のラインが
目を見張ります、これだけ派手な模様をしているのには何か理由がありそうですね。



クロシタアオイラガ
続いて、触るな危険!!
イラガの仲間です、イラガと言うと幼虫がトゲトゲの毒針を持つ事で有名です。
自分も幼少の頃、知らずに幼虫を素手で触って痛い思いを何度もしています。
その度に、ぬるま湯で手を洗っていた記憶があります。
クロシタアオイラガはブナ科・バラ科・カキノキ科など様々な広葉樹をホストとしていますので
見かける機会も多いと思います、おそらくこのブログを見てくれている皆様も一度は見た事があるのではないでしょうか。



ウスイロカギバ
薄いクリーム色でなんだか美味しそうな蛾ですね。
ブーメラン型で可愛らしいです。
この蛾も日本各地に分布しています、ホストはウルシ科の葉。
確かにこのあたりにはウルシ科の植物もちらほら見られるのでうなずけます。



シロテンクロマイコガ
またまた登場の舞妓さん



ヨコスジヨトウ
イネ科・カヤツリグサ科



モンクロシャチホコ
自宅の玄関に毎年やってくるモンクロシャチホコ
ホストはバラ科(サクラ類・ナシ・ズミ・ビワなど)、数年前に我が家のサクランボに大量の幼虫が付いていた事があります。
幼虫は柔らかい毛で覆われていて見るからに危険な印象ですが、一応無毒です。
さらに、このモンクロシャチホコの幼虫を食べると桜餅の様な香りがして美味と言われています。
何度かカミキリムシの幼虫などをバター焼きなどで食べたことがありますが、さすがにこの手の毛虫を食べる勇気はありません((´;ω;`)ウゥゥ


柱をしっかり掴んでいる細い手が可愛いですね
モンクロシャチホコのこの部分の模様がとても綺麗です



ガマキンウワバ
この蛾も毎年我が家にやってきます。
ホストを調べて見ると以下の通り
トウモロコシ、ダイズ、インゲンマメ、ズキ、ササゲ、アブラナ科野菜、
テンサイ、マメ科牧草、キンギョソウ、トルコギキョウ、ストック、シュッコンカスミソウ
その中でも、テンサイの被害が多いそうです。
こうして見ると我が家にはマメ科植物の他、アブラナ科・キンギョソウ・シュッコンカスミソウがあるので
発生していても不思議ではないようです。

2023年に道内で見られた蛾たちです、外灯回りやライトトラップ・日中の探索で見られました。
誤同定などございましたらお気軽にご指摘下さい (^▽^)/


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また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・