こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

北海道大学植物園へ

2023年11月10日 | 雑談日記


11月の3連休、嫁さんと二人で北大植物園へ(HPはこちら
連休明けから4月28日までは温室のみ公開となる為、今年最後の見納めです




入ってすぐの水辺に立ち寄ると、地面から何やら怪しいボコボコとしたものがたくさん飛びている。
松の樹の根っこのようだけど、面白いですね。



多肉の温室では特大のサボテンなどが見れて迫力があります。



アメリカマンサク
別名:バージニアマンサク
花の全体が黄色くて可愛いですね。




シナマンサク
原産国は中国だそうです。



コエビソウ
まるでエビの様な花でした。




ツノハシバミ
ツノハシバミってカバノキなんですねェ。
昨年初めて市内の森で見つけて実を食べてみました。
ネットなどではヘーゼルナッツみたいな、なんとかかんとかって書いてましたねェ



ハイイヌガヤ





マルバノキ
今回のお気に入りは、このマルバノキです
これはなんだかグッときますねェ、庭に植えておきたいなぁ
これもマンサク科なんだそうです、そう見ると確かに花がマンサクっぽいですね。
真っ赤な暗紅色が鮮やかでとても綺麗でした。





マルバマンサク
最後はお気に入りのマルバマンサクです。
他にもサワグルミや色んな植物が見れて大満足、あっという間に3時間も経ってしまいましたが
まだまだゆっくり見たいので来年は時期を変えてまた紅葉と思います。

最後は園内で見られた虫を4種




ベニシジミ
唯一名前の分かるのはこのシジミチョウだけでした(汗)





※ 追記:ホソヒラタアブ(♂)と教えて頂きました、ぶんぶんさん、ありがとうございます。


※ 追記:アシブトハナアブ(♀)と教えて頂きました、ぶんぶんさん、ありがとうございます。
今回同定頂いたぶんぶんさんのブログはこちらです→ 「ぶんぶん・ぷらっと・・・写真ブログ
いつも大きくて綺麗な生き物のお写真を掲載されていて素晴らしい記事がたくさんですよ


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イチョウ

2023年11月09日 | 雑談日記


ちゃちゃです
だいぶ我が家にも慣れてきました、嫁さんが多肉をいじっているといつもそばに来るそうです



「ちゃちゃ」VS「まめ吉」
ちゃちゃは小さいから、ま~ちゃんにかまってかまってちゃん
ま~ちゃんはお兄ちゃんだから、あま噛み攻撃するだよぉ







もうすぐイチョウの黄金の輝きも終わりごろです。
「今が旬!!」と言う事で、イチョウの紅葉を。。。
綺麗ですねェ、同じイチョウでもこうして見ると色が若干違うんですねェ


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2023年 フユシャク探索 ➀

2023年11月08日 | 探索日記(生物)








ウスオビフユエダシャク
シラカバ・ブナなどをホストとするフユシャク
11月に入るとクロオビフユナミシャク・チャバネフユエダシャク・クロスジフユエダシャクなどと一緒に良く見られます。







クロオビフユナミシャク
コナラ・イヌブナ・クヌギ・クマシデ・リンゴ・カエデ類などをホストとする。
1月頃まで比較的多く見られます。




クロスジフユエダシャク
ミズナラ・コナラ・クリ・カシワ・クヌギなどをホストとする。
日中に針葉樹の雑木林でひらひらとたくさん飛んでいるのはほぼ本種。
落葉上を歩くと足もとからヒラヒラと舞い上がります。







チャバネフユエダシャク
ポプラ・ドロノキ・バッコウヤナギ・シラカバ・クリ・コナラ・カシワ・サワシバなどをホストとする。
1月頃まで見られるフユシャク、♂は良く目にするが♀は丹念に探さないとなかなか出会えない。
やはりフユシャクの♀では本種が一番格好良い。
シラカバの樹皮に張りつくホルスタイン柄がいいですね



樹の幹にカタツムリの幼虫




ミミズクの幼虫
成虫の頭部左右には1対の突起がありフクロウの耳の様で可愛らしい。
この時期は良く幼虫が木の幹に張り付いてる事が多く、このまま幼虫で越冬するのだろうか?
主にクヌギ・ミズナラなどのブナ科に寄生し吸汁する。



トドノネオオワタムシ
通称:ユキムシ
今年はケヤキフシアブラムシが大量に発生した札幌ですがだいぶ落ち着いて来ましたね。
今は逆にユキムシも多く見られるようになってきました。



ズキンヨコバイ





何やら怪しい幼虫たちも見られました。



エゾシロチョウの越冬巣





落葉がとても綺麗です


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シロヘリカメムシ

2023年11月07日 | ■カメムシ目


シロヘリカメムシ Aenaria lewisi (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] ネザサ・チジミザサ・ミヤザサ・メダケなどのササ類
[時 期] 5月~7月
※ 体長は約12㎜~15㎜前後でカメムシ目カメムシ科カメムシ亜科に属する。

日本各地に分布し、平地~山地まで広く生息し個体数はやや少ない。
成虫は日中にホスト植物の葉上などで見られる。
体は茶褐色で黒い点刻が密に装う、上翅の縁がクリーム色に縁取られる。
頭部は先端に向かって緩やかに山なりにカーブしていてる。
近似種のイネカメムシに似る。
※ イネカメムシは前胸背と小楯板に小黒点が2個づつあり、上翅後方に一対の白色点が見られる。



2022年7月 北海道 初めて見る事が出来たシロヘリカメムシ




シロヘリカメムシの標本(裏と表)


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クチブトカメムシ

2023年11月06日 | ■カメムシ目


クチブトカメムシ Picromerus lewisi (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] チョウやガの幼虫・小昆虫など
[時 期] 5月~10月
※ 体長は約11㎜~16㎜前後でカメムシ目カメムシ科クチブトカメムシ亜科に属する。

日本各地に分布し、平地~山地まで広く生息し個体数は普通。
成虫は日中に樹木の葉上などで見られる。
体は一様に茶褐色で、黒い点刻が密に装う。
前胸背側角は鋭く尖り、側方に突出している。
近似種のオオクチブトカメムシに似るが本種の腹板第4~7節の中央に黒色斑が1個づつあるが
オオクチブトカメムシのメスの腹板は第7節の中央に黒色斑が1個だけ見られる(オスには黒色斑はない)。
成虫で越冬する。






北海道で見られたクチブトカメムシ


[近似種の比較写真]


左:クチブトカメムシ・・・オオクチブトカメムシよりやや小さく、前胸背側角は鋭く尖る。
中:オオクチブトカメムシ・・・クチブトカメムシよりやや大きく、前胸背側角が細く鋭く尖り、腹部の張り出しも強い。
右:チャイロクチブトカメムシ・・・体の赤味が一番強く、前胸背側角は丸みを帯び側方に突出する。


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エゾアオカメムシ

2023年11月05日 | ■カメムシ目


エゾアオカメムシ Palomena angulosa (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] マメ科・キク科・ダイズ・イネなど
[時 期] 5月~10月
※ 体長は約12㎜~16㎜前後でカメムシ目カメムシ科カメムシ亜科に属する。

日本各地に分布し、平地~山地まで広く生息し個体数は多い。
成虫は日中にホスト植物の生える草原などで見られる。
体は緑色で、膜質部は黒褐色。
前胸背側角はやや尖る。
越冬時は茶色くなり、成虫で越冬する。
山地性のカメムシだが、北海道や東北地方では平地でも普通に見る事が出来る。




越冬時には茶褐色になるエゾアオカメムシ












北海道で見られたエゾアオカメムシ


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ウズラカメムシ

2023年11月04日 | ■カメムシ目


ウズラカメムシ Aelia fieberi (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] ススキ・エノコログサ・カニツリグサなどのイネ科植物の穂など
[時 期] 4月~10月
※ 体長は約8㎜~10㎜前後でカメムシ目カメムシ科カメムシ亜科に属する。

日本各地に分布し、平地~低山地まで広く生息し局地的で個体数は少ない。
成虫は日中にイネ科植物の生える草原などで見られる。
体は薄い茶色で頭部の先端から上翅中央にかけて太い茶褐色帯が見られ、胸部・上翅の両側にも同じ色の太帯がある。
頭部は細長く尖っていて、触角は基部が茶褐色でそれ以外は赤色となる。
エノコログサ・ススキ・スズメノチャヒキなどのイネ科植物の穂を吸汁する。
ウズラカメムシは年2化で成虫で越冬する。



2013年6月 北海道 札幌市内の住宅街の空き地で見られたウズラカメムシ



2015年5月 北海道 海岸の小さな草地で見つけたウズラカメムシ



2022年7月 北海道 夜間ツユクサの葉の上で休んでいたウズラカメムシ


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ウスイロヒラタナガカメムシ

2023年11月03日 | ■カメムシ目


ウスイロヒラタナガカメムシ Kleidocerys resedae (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] カバノキ科の実・ハンノキの実など
[時 期] 5月~11月
※ 体長は約5㎜~6㎜前後でカメムシ目マダラナガカメムシ科に属する。

日本各地に分布し、平地~山地まで広く生息し個体数は多い。
成虫は日中に植物の葉上・樹木の幹・枯れ葉下・木柵などで見られる。
夜間灯火にも飛来する。
主にカバノキ科で見られるカメムシで、ハンノキの実に依存しているらしい。
おそらく成虫で越冬する様で、秋頃になると一定の場所で集団で集まっている姿を目にする。
体は赤褐色で腹部と脚の先端が黒い。
触角は基部と第2節の基部、先端が顕著に黒い。
前胸背板の前縁近く(頭部側)には一対の細い黒帯が見られその周りは灰色に縁取られる。



2022年10月 北海道 特定の植物に集まるウスイロヒラタナガカメムシ



2022年11月 北海道 オニグルミの樹皮でたくさんの本種が集まっていた




北海道で見られたウスイロヒラタナガカメムシ


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猫のいる生活

2023年11月02日 | 雑談日記


我が家の新入り猫の名前は「ちゃちゃ」に決まりました(相変わらず嫁さん命名)
うちに来て2週間がたちまして、先住ネコのまめ吉くんともだいぶ仲良くなり
毎日一緒にじゃれあっています



今ではお隣でご飯も食べられるようになりました。
でも、ちゃちゃが食べ終わるとまめちゃんのご飯を狙いますwww
小さいのにやる気マンマンですwww






いつも元気いっぱいのちゃちゃ、まだ赤ちゃんだから歩く後姿がガニ股でとっても可愛いです



はやちゃんが建築した猫ハウス、2LDKだそうですwww
2023年10月築 段ボール2階建てです



ちゃちゃは嫁さんのパジャマの中で寝るのが起き入りの様ですね。
すやすや・・・・
おやすみなさい


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紅葉の季節 Sapporo

2023年11月01日 | 探索日記(植物)


旭ヶ丘記念公園から見る札幌市内
2023年10月 北海道 今年は夏が長った為、紅葉も例年より遅れていた感じ。
市内の紅葉もそろそろ見ごろは終わりですね・
















たくさん撮っちゃいました




アオダモの樹皮にユキムシがむらがっていました。




エゾリスやミヤマカケスも見られました。




これ別の日に撮影したもので、今年ケヤキフシアブラムシが札幌市内で大量に発生しました。
こないだの休日に嫁さんと公園を歩いていると道路脇に大量のケヤキフシアブラムシの死骸があって驚きました。



手に取って見るとフワフワしていて気持ちよかったです。
でもあちこちで異臭がするので気持ちが悪くなってしまいます。




これは手稲区前田にあるお花屋さん。
住宅街の中にあり、一軒家のお庭を使ったお花屋さんです。
たまに行くけどそこの奥様がとても気さくで楽しいです、この日も焼き芋を頂きました


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