いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

天空の不可思議。 marvelous the cosmos

2011-10-06 19:34:55 | 日記
 (1)人間が生きていく上において、「水」の役割は不可欠そのものだ。人間体内の70%は「水」で構成されていると言われているから当然だ。世の中には常人では理解し難い不可思議なことはいまだ多いが、人間体内構成率70%「水」というのもまるで実感はない。

 ①誰もが疑問に思い不可思議に思うのが、「海」の存在だ。地球の70%を占める海は、近年は地球温暖化で北極・南極地球軸の氷塊の崩壊を促進させて、海面上昇を起爆させて標高0メートル地帯の海上島国の沈没化も危惧されて、島ごとの移転も検討されているところもある。

 地球が創造されてから天文学的時空間の間、海は四季折々の自然現象の中で海水を切らすことなく存在し、増えることもなく減ることもなく悠然と地球上に佇(たたず)んでいる。実に不可思議な存在だ。
 河川の淡水は最終的には海に注がれていくが、海は塩分を含んだ海水のままだし、灼熱の太陽に蒸発して干上がることもない大海だ。

 ②この「海」の存在、起源は、氷を持った彗星などが地球に衝突してできたという「天体起源説」と地球の岩石から湧き出る「内部起源説」とが長年、専門家の間でも論争となってきた(報道)というから、正に人類にとっても不可思議な存在なのだ。

 ここにきて、米国、ドイツなど欧米の研究チームが「太陽を約6年周期で回るハートレー彗星に地球の海の水と同じ特徴を持つ水がある」(報道)ことを突き止めた。
 今までの他の彗星ではあきらかに地球の海の水とは特性の違う水分であったと言うから、これにより地球上の「海」の起源は彗星衝突時による創造の「天体起源説」の根拠を示す発見と見られている。
 起源はそうとしても、逆にあれだけの大海が許容量と海水塩分を保持しながら天文学的時空間を存在し続ける不可思議は、天空のロマンそのものだ(湖水規模では干上がるものもある)。

 ③最近の研究では、人間生命の起源も「海水中」のアミノ酸物質と見られていたものが、それが「地球内部」で創造されていたというあらたな研究説も発表されている。
 また、アインシュタインの「光」より速い物質は存在しないという「特殊相対性理論」が定説の中、名大も参加した国際研究チームの「ニュートリノ」が光より速く到達したとする実験結果(論証はこれから)が発表されて、ひょっとして未来、過去に遡(さかのぼ)ってその時代を経験できるタイム・スリップ・マシーン(time slip machine)も夢でなくなる「かも」知れない時空ロマンも聞かれる。

 宇宙の成り立ちを探る「ダークマター(dark matter)」、「ブラックホール(black hole)」の探索、地球外の惑星に人間生命のアミノ酸(地球外生命)の存在を調べる研究も始まっている。

 (2)地球上の現実的な不可思議は、民主党元代表・幹事長の政治資金管理団体が巨額の4億円の収支を報告せずに政治資金規正法違反に問われている裁判。
 かかわった元秘書3名は状況証拠等により有罪(控訴中)となったが、元代表・幹事長の同共謀罪に問われた検察審査会判断による公判が始まった。

 元代表・幹事長は元秘書の有罪を証拠もなく不当な判決として、本公判でも自身の無罪を主張して検察を強く批判している。
 そもそも「言った」、「聞いていない」の証拠不在のステージに検察を引きづり込んでの二度の不起訴処分だ。

 これに裁判所は、先の元秘書の公判では状況証拠の積み重ね、公判中の被告の説明の不明確さを判断して有罪とする「判例」で元代表・幹事長を包囲する流れをつくった。
 社会正義のパラダイム(paradigm)が損なわれない説明責任が双方にある。

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