一部場所に高い放射線量が観測(hot spot)された大田区蒲田に来ています。大田区民ホール(アプリコ)での財津和夫さんの live & talk コンサートです。
ホール内は木造りの1,2F仕様で両側はバルコニー席です。バルコニー席から2F席は普通のホールに比較して高くてスロープ状に急傾斜となっていて、普通3F相当の高さの威容景観です。音構造にも迫力がありそうですね。多目的ホールですからステージと客席の間が接近しています。その2F席後方まで沢山の観客が詰めかけました。
18:30分時間どおりグレーのシャーツスタイルの財津和夫さんがセンターステージに登場してコンサートはオープニングです。ホールの構造仕様から音響効果のよさが伺えましたが、そのとおりホール内の音がクリアーでしかし硬質ではなく包容力のあるサウンド構成で、財津さんのハイトーンメロウで伸びる厚い声量がよく明瞭にホールに伝わってきます。近年の財津さんは精進もして声質に厚みがでてきました。
「愛の力」では、自在な財津さんの声質がきれいで歌唱力とあわせてドラマ性を存分に引き立ててきます。
「もし生まれ変われるとしたら、皆さんは何になりたいですか。私はネコです。犬もいいんですが、人に尽くして尽くして盲導犬のように従順で素直で人間によく尽くします。何であんなに人に尽くすんでしょうかね。
でもネコがいいですね。ネコは自由できままでいいですね。ネコはすごいですよ。昨日、テレビをじっと見ていたら急に顔の横にやってきて、振り向くと目と目が合っていきなりネコパンチをくらいました。」
「一応、live & talkとタイトルついていますから、talkもやったというぐらい皆さんに思われないといけません。なんでlive & talkなんてつけたんでしょうか。talkは苦手なのにね。
最初は200名ぐらいの小さなホールで、いろいろ思いつきで勝手にtalkをしながら気が向いたら歌、演奏もやってと考えていたんですが、いつのまにかこんな風になってしまって、今ではコンサート前に今日はこんなことを話しようとか準備してやっています。」とひとりキーボードで「ストーブ」、そして音域の広い「ぼくがつくった愛のうた」をピアノバラードできれいに伝えてアコースティック調の第1ステージが終わり10分の休憩です。
第2ステージはバンドサウンド。「1980年は皆さん、何していましたか。私は1月1日からコマーシャルでテレビにこの顔が出ました。チューリップも順調に活動していたんですが、ソロでもやってみようとコマーシャルとタイアップした楽曲を出しました。
当時はレコードと言いましたけれど、皆さんまだ持っていますでしょうか。フリスビーでもして遊んでいますか。赤い透明のレコードです。ジャケットはブルーでまとめたものだったですね。そこに映った私はブルーのボタンダウンのシャツを着て、自分で言うのもなんですがめずらしく品良く映っています。
頭はパンチパーマでね。そんなに極端なものではありませんですよ。皆さん笑っていますが、当時はそれが普通だったんです。」と「wake up」。音域の広いむづかしい楽曲ですが、よく声が前に出て音程も安定してすばらしい「wake up」となりました。
「ふたつめのクリスマス」、「愛はちっとも難しくない」は、このコンサートの「サビ」を構成してのステージ、サウンド、照明全体に迫力、力強さがあってホール全体を包容圧倒する迫力感で音響構造のよさ、財津和夫さんの音楽の世界のすばらしさが実感できるステージです。
ホール一体となった「心の旅」ではステージ前方に財津さんがギターを抱えて出てきて、センターマイクに戻るときにギターコードがマイクスタンドに巻き付いて離れません。スタッフが出てきて元に戻しましたが、これに財津さん「皆さん、『猿の惑星』見ましたか。猿が謝る時にすいませんとお詫びの仕草です」と言って、右の掌(てのひら)を下からすくうように頭の前に掲げるような仕草を何度もして見せます。
「青春の影」は感動の財津ハイトーンボイス、自在な歌唱力、財津サウンドとなりました。前の席に外国人のフレンドとカップルの女性がいまして、財津さんがこの曲のイントロを演奏しだすと耳元で何やら説明、通訳(?)をしています。
長い大きな観客の拍手につつまれて、財津さんがキーボードの後に立って声援に応えています。すごい拍手でした。ホール割れんばかりの拍手とはこういうものを言うのでしょう。
「声援は本当にありがたいです。勇気付けられます。」
アンコールでのバンドメンバー紹介では、メンバーが紹介のたびに「猿の惑星」のお詫びスタイルを真似て見せて、これを見た財津さんも笑いが止まらずホール一体笑いにつつまれてコンサートは20:40分過ぎに終演です。
コンサート終了後は休憩時に降り出した雨もちょうど上がったところで、ちょっと蒸し暑い秋の夜となりました。
ミュージシャン 財津和夫(V G Pf) 山内和義(B Pf ft) 小泉信彦(Pf) 田中トオル(Ds) 尾上サトシ(G)
ホール内は木造りの1,2F仕様で両側はバルコニー席です。バルコニー席から2F席は普通のホールに比較して高くてスロープ状に急傾斜となっていて、普通3F相当の高さの威容景観です。音構造にも迫力がありそうですね。多目的ホールですからステージと客席の間が接近しています。その2F席後方まで沢山の観客が詰めかけました。
18:30分時間どおりグレーのシャーツスタイルの財津和夫さんがセンターステージに登場してコンサートはオープニングです。ホールの構造仕様から音響効果のよさが伺えましたが、そのとおりホール内の音がクリアーでしかし硬質ではなく包容力のあるサウンド構成で、財津さんのハイトーンメロウで伸びる厚い声量がよく明瞭にホールに伝わってきます。近年の財津さんは精進もして声質に厚みがでてきました。
「愛の力」では、自在な財津さんの声質がきれいで歌唱力とあわせてドラマ性を存分に引き立ててきます。
「もし生まれ変われるとしたら、皆さんは何になりたいですか。私はネコです。犬もいいんですが、人に尽くして尽くして盲導犬のように従順で素直で人間によく尽くします。何であんなに人に尽くすんでしょうかね。
でもネコがいいですね。ネコは自由できままでいいですね。ネコはすごいですよ。昨日、テレビをじっと見ていたら急に顔の横にやってきて、振り向くと目と目が合っていきなりネコパンチをくらいました。」
「一応、live & talkとタイトルついていますから、talkもやったというぐらい皆さんに思われないといけません。なんでlive & talkなんてつけたんでしょうか。talkは苦手なのにね。
最初は200名ぐらいの小さなホールで、いろいろ思いつきで勝手にtalkをしながら気が向いたら歌、演奏もやってと考えていたんですが、いつのまにかこんな風になってしまって、今ではコンサート前に今日はこんなことを話しようとか準備してやっています。」とひとりキーボードで「ストーブ」、そして音域の広い「ぼくがつくった愛のうた」をピアノバラードできれいに伝えてアコースティック調の第1ステージが終わり10分の休憩です。
第2ステージはバンドサウンド。「1980年は皆さん、何していましたか。私は1月1日からコマーシャルでテレビにこの顔が出ました。チューリップも順調に活動していたんですが、ソロでもやってみようとコマーシャルとタイアップした楽曲を出しました。
当時はレコードと言いましたけれど、皆さんまだ持っていますでしょうか。フリスビーでもして遊んでいますか。赤い透明のレコードです。ジャケットはブルーでまとめたものだったですね。そこに映った私はブルーのボタンダウンのシャツを着て、自分で言うのもなんですがめずらしく品良く映っています。
頭はパンチパーマでね。そんなに極端なものではありませんですよ。皆さん笑っていますが、当時はそれが普通だったんです。」と「wake up」。音域の広いむづかしい楽曲ですが、よく声が前に出て音程も安定してすばらしい「wake up」となりました。
「ふたつめのクリスマス」、「愛はちっとも難しくない」は、このコンサートの「サビ」を構成してのステージ、サウンド、照明全体に迫力、力強さがあってホール全体を包容圧倒する迫力感で音響構造のよさ、財津和夫さんの音楽の世界のすばらしさが実感できるステージです。
ホール一体となった「心の旅」ではステージ前方に財津さんがギターを抱えて出てきて、センターマイクに戻るときにギターコードがマイクスタンドに巻き付いて離れません。スタッフが出てきて元に戻しましたが、これに財津さん「皆さん、『猿の惑星』見ましたか。猿が謝る時にすいませんとお詫びの仕草です」と言って、右の掌(てのひら)を下からすくうように頭の前に掲げるような仕草を何度もして見せます。
「青春の影」は感動の財津ハイトーンボイス、自在な歌唱力、財津サウンドとなりました。前の席に外国人のフレンドとカップルの女性がいまして、財津さんがこの曲のイントロを演奏しだすと耳元で何やら説明、通訳(?)をしています。
長い大きな観客の拍手につつまれて、財津さんがキーボードの後に立って声援に応えています。すごい拍手でした。ホール割れんばかりの拍手とはこういうものを言うのでしょう。
「声援は本当にありがたいです。勇気付けられます。」
アンコールでのバンドメンバー紹介では、メンバーが紹介のたびに「猿の惑星」のお詫びスタイルを真似て見せて、これを見た財津さんも笑いが止まらずホール一体笑いにつつまれてコンサートは20:40分過ぎに終演です。
コンサート終了後は休憩時に降り出した雨もちょうど上がったところで、ちょっと蒸し暑い秋の夜となりました。
ミュージシャン 財津和夫(V G Pf) 山内和義(B Pf ft) 小泉信彦(Pf) 田中トオル(Ds) 尾上サトシ(G)