(1)巨人(Giants)のルーキー(rookie)沢村投手。有望な新人ピッチャーが多く集まった今年のルーキーイヤーのプロ野球で、最初に2桁の10勝を達成した。近年の打撃優位のプロ野球では、まず2桁勝利することがピッチャーのステータス(status)となっているがルーキーで成し遂げた。
年間のペナントレースを闘う経験のないルーキーで、10月に入っての1安打完封という完ぺきなゲームでの身体能力だけでない総合能力の高さを実証してみせた。
相手は10月に入ってそれまで首位チームとの10ゲーム差をひっくり返しての逆転首位に立つ打撃好調の中日(Dragons)で、しかも圧倒的に強い地元ナゴヤドームでの巨人ルーキー沢村投手の完全な勝利だった。
それまでも延長戦無失点引き分けとか途中好投して交代した後のチームの逆転負けとかを考えると、もう3~4勝していてもおかしくない成績だ。一時期、早いイニングに得点されてなかなか勝てない時期に、いきなり頭髪を5分刈りにして、年間を通しての結果が求められるプロ野球としてはちょっとエモーショナリスト(emotionalist)なところもかい間見せたが、その気迫、意欲が10月に入っての136試合目での快投につながったとも言える。
久し振りにプロ野球に「実力」と「華」をそなえた江川、桑田以来のピッチャーの出現だ。今後の成長、活躍が期待される。
また、注目された斉藤佑(日本ハム)投手も10月に入って7イニング無失点、毎回の8奪三振で6勝目をあげた。タイプは違うがゲーム毎に課題に挑むクレバーな野球観で、やはり年間ペナントレースの経験のない中、10月に入っての快投は同じく総合能力の高さを示すに十分だ。
両リーグの今年を象徴するルーキーピッチャーの成長結果だ。日本プロ野球の若いプレーヤー「力」には、久し振りに潜在能力、総合能力の高さがあふれてきている。
プロ野球は、岩隈(楽天)、ダルビッシュ(日本ハム)、和田(ソフトバンク)と実力派ピッチャーが今後米国メジャーリーグを目指すことが有力視(報道)されており、今年すでに18勝している田中(楽天)も将来はメジャーリーグを視野に入れているのではないのか。田中投手が球団にこだわらずに歴史の浅い楽天(Eagles)にいるのも「そういう」意味があるのではないのか。
(2)米国メジャーリーグ(major league)では、今年ともに37才のイチローさん(マリナーズ)と松井秀さん(アスレチックス)が年間を通しての比較成績不振となった。年令的な問題なのか、体調管理の問題なのか詳細は不明だが、あのスーパースタープレーヤーの長嶋さんも30代後半の頃に一時成績が落ちた(それでも並みのプレーヤーの平均値はあった)ことがあった。しかし、その後盛り返して再び高い成績を残した実績の歴史がある。
イチローさん、松井秀さんともに自己管理の高さは見てとれて、来年以降また盛り返す、必要とされる期待、可能性は大きいと思う。
年間のペナントレースを闘う経験のないルーキーで、10月に入っての1安打完封という完ぺきなゲームでの身体能力だけでない総合能力の高さを実証してみせた。
相手は10月に入ってそれまで首位チームとの10ゲーム差をひっくり返しての逆転首位に立つ打撃好調の中日(Dragons)で、しかも圧倒的に強い地元ナゴヤドームでの巨人ルーキー沢村投手の完全な勝利だった。
それまでも延長戦無失点引き分けとか途中好投して交代した後のチームの逆転負けとかを考えると、もう3~4勝していてもおかしくない成績だ。一時期、早いイニングに得点されてなかなか勝てない時期に、いきなり頭髪を5分刈りにして、年間を通しての結果が求められるプロ野球としてはちょっとエモーショナリスト(emotionalist)なところもかい間見せたが、その気迫、意欲が10月に入っての136試合目での快投につながったとも言える。
久し振りにプロ野球に「実力」と「華」をそなえた江川、桑田以来のピッチャーの出現だ。今後の成長、活躍が期待される。
また、注目された斉藤佑(日本ハム)投手も10月に入って7イニング無失点、毎回の8奪三振で6勝目をあげた。タイプは違うがゲーム毎に課題に挑むクレバーな野球観で、やはり年間ペナントレースの経験のない中、10月に入っての快投は同じく総合能力の高さを示すに十分だ。
両リーグの今年を象徴するルーキーピッチャーの成長結果だ。日本プロ野球の若いプレーヤー「力」には、久し振りに潜在能力、総合能力の高さがあふれてきている。
プロ野球は、岩隈(楽天)、ダルビッシュ(日本ハム)、和田(ソフトバンク)と実力派ピッチャーが今後米国メジャーリーグを目指すことが有力視(報道)されており、今年すでに18勝している田中(楽天)も将来はメジャーリーグを視野に入れているのではないのか。田中投手が球団にこだわらずに歴史の浅い楽天(Eagles)にいるのも「そういう」意味があるのではないのか。
(2)米国メジャーリーグ(major league)では、今年ともに37才のイチローさん(マリナーズ)と松井秀さん(アスレチックス)が年間を通しての比較成績不振となった。年令的な問題なのか、体調管理の問題なのか詳細は不明だが、あのスーパースタープレーヤーの長嶋さんも30代後半の頃に一時成績が落ちた(それでも並みのプレーヤーの平均値はあった)ことがあった。しかし、その後盛り返して再び高い成績を残した実績の歴史がある。
イチローさん、松井秀さんともに自己管理の高さは見てとれて、来年以降また盛り返す、必要とされる期待、可能性は大きいと思う。