いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

チャペルの財津和夫ーその2。 chapel in k. zaitsu

2012-07-07 19:50:00 | 日記
 財津和夫さんがパーソナリティ(personality)をつとめるラジオ番組「人生ゲーム21」
で6月18日(月)に福岡の母校を訪ねて開催されたミニライブについての話題を取り上げました。
 9月から始まるチューリップ40年メモリアルコンサート「the live」は財津サウンド、チューリップサウンドの集大成となるために、財津さんがアマチュア時代につくった数多くのすばらしい未発表曲(上田雅利評価)の中から1曲はセットリストに入れてみるのも、有名曲のオンパレードでない歴史考証効果もあっていいのではないのかと以前書いたところ(もちろん、その結果ではなく気持ちが通じただけ)、同ミニライブでアマチュア時代に福岡でつくった曲を1曲披露したということです。

 「先日、九州に行ってまいりましたが、その時の話をさせていただきます。6月18日に九州は博多で過ごした母校に行ってきました。大学時代の話ですね。ミニライブをやるためなんですね。
 たったひとり、10曲ほどやりました。せっかくだからということで、アマチュアだった博多時代につくった曲をやったんですが、1曲ね。案の定、間違えました。簡単な曲だからと、高(タカ)をくくっていたんですけれど、練習が足りなかったんでしょうかね、間違えてしまいました。

 チャペルというところがございまして、学校の中に。ぼくらが過ごした頃は、キリスト教というどうしても必修科目がありましてですね。1単位なんですが、それをとるためにそこに行ってお説教を聞かなければいけなかったんですね。キリスト教のお説教を聞かなければいけないんです。
 そういう場でございましたけれど、いわゆる講堂みたいなもんでしょうかね。大勢の学生が集まって、かってはそこで学生運動が盛んな頃は授業料闘争のための学校側と学生側のいわゆる大衆団交をする場でもありました。
 いろんな歴史が刻まれてきたそのチャペルなんですが、だいぶ古くなったんでしょう、あたらしくなりましてパイプオルガンもすごいいいものが入ってました。

 リニューアルされたホールで歌うことになりましたが、なにしろひとりなもんですから心細くて、卒業生がいっぱいくるようなお祭り気分でやっているイベントだったんですが、ひとりでやると気楽ですけれど気楽な分、責任もひとりなんで大変でした。
 でも、またやってみたいなという気分になったのは、新鮮な気分がしたからでしょうか。福岡に行った気分もよかったですね。やっぱり生まれたところは郷愁を誘いますですね。」

 バンドサウンド(チューリップ)のアマチュア時代の財津作品未発表曲、また発表曲の中でも特徴のある宇宙志向、重厚、斬新で多様なメロディラインの財津作品をこの際聞いてみたいものです。

 チューリップ40年メモリアルコンサートタイトル「the live」も自他ともに認めるライブバンド、チューリップを表現していますが、「宇宙へ還る」ファンタジーなイメージでもよかったのでは。

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