(1)新型コロナ対策では当初から政府のウロタエ、チグハグ、混乱ぶりが目にみえて、政策的には一貫性もなく次から次とツギハギだらけの何が対象でどうすればいいのかもよくわからないものだった。
それでも海外から日本の感染死亡者が比較少ないことに驚きをもって伝えられたが、日本国民の自覚、警戒感、協力姿勢の高さなど国民性、倫理性、実行性、社会性が強く影響したことが考えられる。
(2)安倍首相は国民一人当たり10万円給付をスピード感を持って5月中には届くようにすると表明しながら、6月後半になってもその気配もないが、国会はすでに会期末で閉会されて国民にもさしてこの遅れを問題にするでもなくそのうちに行動の自粛、行動の制約は全面解除されて、自由生活が戻ってきている。
(3)政府は新型コロナに関する政府専門家会議を廃止して、あらたに感染症対策分科会を設置する。東京都では24日に55人の感染者が出て海外からの入国者からも空港検査で感染者が増えている中で、第2波感染予防に向けて専門家会議の判断、指針は重要とみられるが、西村担当相からは「(専門家会議の)位置づけが不安定だった」というように、政府の専門的助言機関でありながら医学専門性の高さが表に出て情報発信でまるで政府の政策、対策決定機関のような役割にもみられて、専門家会議責任者の会見が増えて表舞台に立つことが多くなっていた。
(4)しかし、当初からそうした政府の基本方針にすぐに安倍首相が独断で全小中高休校要請や海外からの入国制限を決定するなどチグハグな対応からスタートしていた。専門家会議からは役割の明確化を求める(報道)声もあり、多分に感染対策の矢面に立たされる不満もあってか感染対策進行中の中での今回の廃止、あらたに分科会設置になった。
(5)首相、政府の私的諮問会議としての専門家会議の設置はよくみかけるが、新型コロナ感染対策という医学的専門分野であることから首相、政府に代わって対策趣旨の説明に立つことが多く、国民に自粛、制約を求めることから誤解を招くことにつながった。
専門家会議の責任でもなく、発言内容、議事録が作成されていないことが批判されたり、専門家会議としての役割を超えた表舞台登場となってしまった。
(6)政府は新型コロナ感染対策の検証は感染阻止の見通しが立ってからの問題としながら、第2波への懸念もあるなかで専門家会議を廃止してあらたに感染症対策分科会設置の決定に迫られた。政府の新型コロナ感染対策が訳も分からず、思うように軌道に乗らなかった結果だ。
それでも海外から日本の感染死亡者が比較少ないことに驚きをもって伝えられたが、日本国民の自覚、警戒感、協力姿勢の高さなど国民性、倫理性、実行性、社会性が強く影響したことが考えられる。
(2)安倍首相は国民一人当たり10万円給付をスピード感を持って5月中には届くようにすると表明しながら、6月後半になってもその気配もないが、国会はすでに会期末で閉会されて国民にもさしてこの遅れを問題にするでもなくそのうちに行動の自粛、行動の制約は全面解除されて、自由生活が戻ってきている。
(3)政府は新型コロナに関する政府専門家会議を廃止して、あらたに感染症対策分科会を設置する。東京都では24日に55人の感染者が出て海外からの入国者からも空港検査で感染者が増えている中で、第2波感染予防に向けて専門家会議の判断、指針は重要とみられるが、西村担当相からは「(専門家会議の)位置づけが不安定だった」というように、政府の専門的助言機関でありながら医学専門性の高さが表に出て情報発信でまるで政府の政策、対策決定機関のような役割にもみられて、専門家会議責任者の会見が増えて表舞台に立つことが多くなっていた。
(4)しかし、当初からそうした政府の基本方針にすぐに安倍首相が独断で全小中高休校要請や海外からの入国制限を決定するなどチグハグな対応からスタートしていた。専門家会議からは役割の明確化を求める(報道)声もあり、多分に感染対策の矢面に立たされる不満もあってか感染対策進行中の中での今回の廃止、あらたに分科会設置になった。
(5)首相、政府の私的諮問会議としての専門家会議の設置はよくみかけるが、新型コロナ感染対策という医学的専門分野であることから首相、政府に代わって対策趣旨の説明に立つことが多く、国民に自粛、制約を求めることから誤解を招くことにつながった。
専門家会議の責任でもなく、発言内容、議事録が作成されていないことが批判されたり、専門家会議としての役割を超えた表舞台登場となってしまった。
(6)政府は新型コロナ感染対策の検証は感染阻止の見通しが立ってからの問題としながら、第2波への懸念もあるなかで専門家会議を廃止してあらたに感染症対策分科会設置の決定に迫られた。政府の新型コロナ感染対策が訳も分からず、思うように軌道に乗らなかった結果だ。