(1)病気であれ何であれ対応が初めての国家的危機にあたって政府、指導者が混乱しうろたえるのは致し方のないところだが、国、国民に対してどうやって平静を装い、落ち着きをみせるのかは大事だ。
新型コロナ感染流行拡大を受けて政府は対策の基本方針を示したが、その後すぐ安倍首相が独断で全小中高の休校要請を決めて特定地域からの訪日を禁止する現場に動揺と混乱を招いた。さらにその後緊急事態宣言の発令では外出、移動の自粛、休業要請の対策が後手後手となり(経済活動の停滞を懸念したといわれる)、また当初生活困難者対象の30万円給付が国民一人当たり10万円給付に変更になるなど政府の政策方向性が一定せずに政府、安倍首相のうろたえぶり、混乱が続いた。
(2)国民一人当たり10万円給付は安倍首相は5月中には手元に届くようにスピード感を持って対応するといいながら、6月5日現在同給付金の口座振り込みは予算総額(12兆7300億円)の30.2%にとどまり、安倍首相のスピード感を持ってあたる言葉が口先だけに終わっている。
安倍首相は行政手続きのデジタル化の遅れを言い訳にしているが、全国民に支給する給付金の体制がどういうものか理解せずにやみくもに発言していることがわかるものだ。
(3)新型コロナ感染流行拡大では日本の感染者の死亡者数(6月5日現在936人)が欧米諸国に比較して低いことに海外から「新型コロナのミステリーの一つ」(米ワシントンポスト)として注目されている。
もともと感染者数も比較低いわけで、日ごろからマスク着用文化の生活習慣、重症を招く肥満率が比較低いことなどが要因として考えられている。
(4)新型コロナ感染社会で外出、移動自粛、休校、休業要請を経験して国民が何をどう考えてこれからの日常生活、行動に取り入れていかしていくのか、「あたらしい生活様式」の必要性も唱えられている。
コンビニ、スーパーの深夜営業の見直しは人件費、労働力確保のむずかしさからコロナ以前から社会問題となっており、東京都では夜の街からの感染者が根強く続き検疫体制の強化、徹底が考えられているが、夜の街で食べる、飲む目的、楽しみもあるのだろうが、今そうまでして出かけなければならないのか、出かける人に配慮しなければならないのかこれまでの外出自粛の理念、忍耐をどう考えるかだ。
(5)夜の街も社会のひとつだが、安倍首相が収益を推し量ることがむずかしく個別の支援はできないと言明しており、そうなら夜の街独自のコロナ安全対策で安全性を確保するしかないのが社会的責任だ。
新型コロナ感染流行拡大を受けて政府は対策の基本方針を示したが、その後すぐ安倍首相が独断で全小中高の休校要請を決めて特定地域からの訪日を禁止する現場に動揺と混乱を招いた。さらにその後緊急事態宣言の発令では外出、移動の自粛、休業要請の対策が後手後手となり(経済活動の停滞を懸念したといわれる)、また当初生活困難者対象の30万円給付が国民一人当たり10万円給付に変更になるなど政府の政策方向性が一定せずに政府、安倍首相のうろたえぶり、混乱が続いた。
(2)国民一人当たり10万円給付は安倍首相は5月中には手元に届くようにスピード感を持って対応するといいながら、6月5日現在同給付金の口座振り込みは予算総額(12兆7300億円)の30.2%にとどまり、安倍首相のスピード感を持ってあたる言葉が口先だけに終わっている。
安倍首相は行政手続きのデジタル化の遅れを言い訳にしているが、全国民に支給する給付金の体制がどういうものか理解せずにやみくもに発言していることがわかるものだ。
(3)新型コロナ感染流行拡大では日本の感染者の死亡者数(6月5日現在936人)が欧米諸国に比較して低いことに海外から「新型コロナのミステリーの一つ」(米ワシントンポスト)として注目されている。
もともと感染者数も比較低いわけで、日ごろからマスク着用文化の生活習慣、重症を招く肥満率が比較低いことなどが要因として考えられている。
(4)新型コロナ感染社会で外出、移動自粛、休校、休業要請を経験して国民が何をどう考えてこれからの日常生活、行動に取り入れていかしていくのか、「あたらしい生活様式」の必要性も唱えられている。
コンビニ、スーパーの深夜営業の見直しは人件費、労働力確保のむずかしさからコロナ以前から社会問題となっており、東京都では夜の街からの感染者が根強く続き検疫体制の強化、徹底が考えられているが、夜の街で食べる、飲む目的、楽しみもあるのだろうが、今そうまでして出かけなければならないのか、出かける人に配慮しなければならないのかこれまでの外出自粛の理念、忍耐をどう考えるかだ。
(5)夜の街も社会のひとつだが、安倍首相が収益を推し量ることがむずかしく個別の支援はできないと言明しており、そうなら夜の街独自のコロナ安全対策で安全性を確保するしかないのが社会的責任だ。