(1)スリランカ人難民が難民認定を受けられずに不法滞在で名古屋出入国管理局に収容されていた時に死亡した案件が同管理局の医療管理体制に問題があったとして、上川法相が遺族側に直接謝罪し当時の施設内の監視カメラ映像の一部が遺族側に開示された。
報道によると遺族側は映像内容にショックを受け、入管庁は後日残りの映像を開示する意向だ。
(2)同日の新聞はサッカーW杯予選で来日したミャンマー代表選手のひとりがゲーム前のセレモニーで国軍軍事政権に抗議を示す3本指を立てて、その後帰国すれば迫害を受けるとして帰国を拒否して出入国在留管理庁は日本での難民認定を決めたとされる記事を伝えた。
生活をする場所がなく日本を頼って来日したスリランカ人難民は不法滞在として収容され、国軍に抗議をアピールしたサッカーミャンマー代表選手は早い段階で難民認定を受けるという、日本の政府機関の差別的な格差対応だ。
(3)かたや一難民、一市民として注目もされずに、かたや国を代表するサッカー選手という立場の注目度で難民認定基準が判断されているとすれば差別、格差認定以外のなにものでもない。日本は難民に対する受け入れが厳しいとされて、過去の鎖国時代からの社会思想性、狭い国土に1億2千万人が暮らす社会生活性、外国人を受け入れることに慣れていない文化性などからそれぞれの政治、国民、社会事情もある。
(4)東京五輪でも独裁強権政権ルカシェンコ大統領が支配するベラルーシのメダル獲得が少ないことに大統領は不満(報道)で、同国代表の陸上選手が五輪出場後に帰国すれば危険だとして隣国ポーランドに亡命したが、難民受け入れだけが方策としてあるわけでもない。
前述ミャンマーサッカー代表選手は帰国拒否表示からすでに日本のサッカーJ3チームの練習生として参加しており、五輪ベラルーシ代表選手はすみやかにポーランドが亡命を受け入れる処遇をしており、どちらかといえば本人の事情を考慮した比較恵まれた環境にありそういう注目される人だけが本人の意向が通り、冒頭例のように一難民、一市民の受け入れが厳しい日本政府の判断というのもうなずけない。
(5)人間は国、地域、人種、身分、生い立ちで差別されることがあってはならずに、難民認定には公平、公正、平等な視点が必要だ。同時期に起きただけに難民、帰国拒否者受け入れの格差定義、基準があきらかとなり、人間の価値、受け入れを国が差別選別する姿勢は自由民権、民主主義国の日本人としては受け入れられない。
報道によると遺族側は映像内容にショックを受け、入管庁は後日残りの映像を開示する意向だ。
(2)同日の新聞はサッカーW杯予選で来日したミャンマー代表選手のひとりがゲーム前のセレモニーで国軍軍事政権に抗議を示す3本指を立てて、その後帰国すれば迫害を受けるとして帰国を拒否して出入国在留管理庁は日本での難民認定を決めたとされる記事を伝えた。
生活をする場所がなく日本を頼って来日したスリランカ人難民は不法滞在として収容され、国軍に抗議をアピールしたサッカーミャンマー代表選手は早い段階で難民認定を受けるという、日本の政府機関の差別的な格差対応だ。
(3)かたや一難民、一市民として注目もされずに、かたや国を代表するサッカー選手という立場の注目度で難民認定基準が判断されているとすれば差別、格差認定以外のなにものでもない。日本は難民に対する受け入れが厳しいとされて、過去の鎖国時代からの社会思想性、狭い国土に1億2千万人が暮らす社会生活性、外国人を受け入れることに慣れていない文化性などからそれぞれの政治、国民、社会事情もある。
(4)東京五輪でも独裁強権政権ルカシェンコ大統領が支配するベラルーシのメダル獲得が少ないことに大統領は不満(報道)で、同国代表の陸上選手が五輪出場後に帰国すれば危険だとして隣国ポーランドに亡命したが、難民受け入れだけが方策としてあるわけでもない。
前述ミャンマーサッカー代表選手は帰国拒否表示からすでに日本のサッカーJ3チームの練習生として参加しており、五輪ベラルーシ代表選手はすみやかにポーランドが亡命を受け入れる処遇をしており、どちらかといえば本人の事情を考慮した比較恵まれた環境にありそういう注目される人だけが本人の意向が通り、冒頭例のように一難民、一市民の受け入れが厳しい日本政府の判断というのもうなずけない。
(5)人間は国、地域、人種、身分、生い立ちで差別されることがあってはならずに、難民認定には公平、公正、平等な視点が必要だ。同時期に起きただけに難民、帰国拒否者受け入れの格差定義、基準があきらかとなり、人間の価値、受け入れを国が差別選別する姿勢は自由民権、民主主義国の日本人としては受け入れられない。