いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

未来都市がやってきたが。 the future city has come over , but

2023-05-02 20:06:21 | 日記
 (1)手塚治虫の未来都市漫画で見た世界が現実のものとなってきた。メタバースでアバター(分身)が画面上誰とでも自由に会えたり、ドローンが自動飛行で住宅街の上を飛行(政府が規制緩和)してモノを運んだり、空飛ぶ自動車の開発が本格化し、生成AIは「アトム」のようにチャットGPTで人間のような自然さで会話、文章をつくることができて、まだ先の話かと思っていたものが一気に現実の世界で目の当たりにして人類の想像、予想より早いスピードで現実のものとなり、制度、基準、ルール、方法、利用が追い付けずに国際機関で対策、対応に追われている。

 (2)大学ではチャットGPTを利用した学生のレポート作成を禁止したり、国会ではチャットGPTによる議員の委員会質問があったり、政府の答弁資料作成に利用する方針がでたりと生成AI(人工知能)への対応もまちまちでプライバシー、知的財産、著作権の規制が強化されれば、未来都市、社会のダイナミズム(dynamism)が損なわれる、減速することになり、自由になりすぎれば権利侵害、基準、規律、規範の崩壊を招き、早すぎた時代、社会の変化、革命に戸惑いもある。

 (3)ドローンが住宅街の上空をモノを運んだり、空飛ぶ自動車がより低空で上空を飛行することによる安全性をどう保障、確保するのかも重要で、原発同様に絶対的な安全神話というものが存在しない社会で必要性、機能性、効率性、利益性との共存が問われなければならない。
 2024年に過重労働規制で運送業ドライバー不足が指摘されて、配達業務の遅れ、あるいは引き受けがない事態も懸念されており、ドローン配達への期待もあるが無理使いをすると危険度を増すので安全基準の策定、遵守が必要だ。

 (4)ドローン無人機は戦争にも活用が増して、ウクライナ戦争でも攻撃影響力、被害が増している。生成AIは万能性が強調されても使うのは人類、人間であり、AIにあまりに頼りすぎることだけでも社会的影響力がどうなのか考えることも必要で、人間とAIの有効な共存が前提だ。

 (5)まだ先の話、未来都市、社会と思っていたものが予想より早いスピードで目の当たり、現実のものとなりつつあり、そこのところをチャットGPTに対策、対応を聞きたい気分だ。

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