いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

G7広島サミットの問題点。 the problematic point of G7 hiroshima summit

2023-05-15 20:25:52 | 日記
 (1)G7広島サミットがいよいよ近づいてきたが、バイデン米大統領は国内に債務不履行(デフォルト)問題を抱えて今週に共和党との重要協議が持ち越されて一時は日本でのG7会議に主席出来ない(その時はオンライン参加検討)恐れも出てきたと報道(その後米政府はバイデン大統領は予定通り出席表明)されて、日本での関心に水を差す事態になっている。

 (2)日本にとっては被爆地広島でのG7サミット開催で、米英仏の核保有国指導者が広島に集いG7サミットを開催する意味、意義に注目が集まっているが、G7国持ち回りで毎年開催されるG7会議に世界はどれほどの期待、関心を持っているのかは伝わってこない。
 G7国も以前は世界のGDPの70%を占めて存在感はあったがその後中国など新興国の経済成長、発展で40%(報道)に下落しており、その分中露、南米などのG20に関心、影響力が移っているといわれてその中国も経済成長に陰りがみられてG20も存在感が薄れ、第3極としてインド、アフリカ諸国のグローバルサウスが注目され、「Gゼロ」時代といわれている。

 (3)インド、アフリカ諸国は露のウクライナ軍事侵攻に対して米、NATO、日本など西側諸国がウクライナへの兵器支援、露への経済制裁を強化している中で、インドは露との兵器供与のつながりが深く、中国に対しては米日豪とクアッドで結束対抗を示しているが露の経済制裁には加わらずに独自の道を歩み、アフリカは英仏の植民地支配を長く受けてきた歴史から露のウクライナ軍事侵攻とどこが違うのかと米国、NATOの露非難、批判には関心もなく、ウクライナ戦争は米、NATO対露の局地的なものとなって世界的な広がりを欠いている。

 (4)そこで露のウクライナ軍事侵攻に結束して対抗するG7広島サミットが開催されることになり、近年の傾向としてG7国メンバー以外にオブザーバーとして今回韓国、インドに南太平洋、アフリカ島しょ国、ブラジル、ベトナムを招待して露非難、批判の国際的なアピールの場として注目を集めたいところだろう。

 (5)議長国日本の岸田首相はG7広島サミットで「核軍縮」を何らかの共同声明として表明したい意向を示しているが、日本は防衛費5年間43兆円増額、沖縄南西諸島に自衛隊基地をあらたに配備強化して中国の海洋進出、台湾有事に備える軍拡を進めており、G7広島サミットでの軍縮支持、表明と逆行する政策で世界から見れば理解されるのかは疑問で、問題だ。


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