いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

国連の世界観。 conception of the world of UN

2024-01-30 20:32:09 | 日記
 (1)国連グテレス事務総長がハマスのイスラエル越境攻撃に端を発したイスラエルのガザ地区ハマスへの地上侵攻に対して、ガザ地区でハマス、民間人がこれまでイスラエルから圧力を受けてきた経緯についてハマスの擁護と受け取られる発言をした。
 そういう中東情勢ではあっても、なおさらに国連が一方の擁護に回ることは中立的立場から適切ではなかった。

 (2)軍事的に優位に立つイスラエルのハマス攻撃でガザ地区の住民、民間人が多数犠牲になり避難を強いられ食料、エネルギー供与の人道支援が必要となり、国連としてもエジプト側からの人道物資搬入にイスラエルの十分な協力が得られずに国連としてもガザ地区の事情を考慮し、ハマス側を擁護したともみられる。

 (3)それはそれでこれまでのイスラエルとガザ地区ハマスの関係を放置してきた国際社会、国連の問題でもあるのだが、今回突如として浮上したのが今回のイスラエルとハマスの戦闘の発端となったハマスのイスラエル越境攻撃に対して、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のスタッフ複数人がハマスの越境攻撃に「関与」したとの疑惑が指摘され、国連のグテレス事務総長がハマスの越境攻撃に関与したと疑われている同スタッフ9人の身元を特定して解雇(報道)した。

 (4)冒頭国連グテレス事務総長はハマス擁護ととれる発言でイスラエルを批判して、今度は一転してハマスの越境攻撃に国連事業機関のスタッフが複数関与したとの疑惑で窮地に立つという、めまぐるしい複雑なガザ地区情勢をみせられている。
 米、英、加など9か国以上が国連への資金拠出を一時的に停止した。

 (5)国際社会、米国などとともに国連にはイスラエルとハマスの民間人にも多数の犠牲者が出ている戦闘に対して休戦、停戦に向けて関与することは求められており、これは事情があっても(国際社会、国連が放置してきたものでもあり)イスラエル、ハマスのどちら側の戦闘当事者の事情を考慮、配慮することは調停能力を損なうことになるので、国連グテレス事務総長の判断、立場は軽率とみなされるものだ。

 (6)国連の世界観(conception of the world of UN)が問われている。

 

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