相棒14 第18話「神隠しの山」
1週間遅れましたが、相棒14、第18話の感想です。
相棒と山、といえば最近だとカイトくんが一時的に記憶喪失になった、即身仏にまつわる話を思い出しますが、今回は「神隠しの山」ということで、かつて有名陶芸家が行方不明になった山が舞台となっていました。登場人物の多さや、彼らにまつわる物語があまり進展していないことから、大方前後編だろうとは思っていましたが、まさか山から脱出する前に、右京さんが鉄朗の側で気絶したまま終わるというのは予想外でした。次回予告からすると大丈夫そうですが、どうなることやら。
山には宝石強盗犯として追われていた斗ヶ沢が逃げ込んでいたものの、何故か彼の死体はキャンプ場で発見されることとなりました。この事件には前園も関与しているように思われます。
かつて夕霧岳のふもとの村では、村おこしのために村井を呼んだのに、行方不明となってしまったがために失敗したうえに、「神隠しの山」という不名誉な噂が広まってしまっていました。そこへきて、今度は「殺人犯が逃げ込んだ山」などという噂が広まれば、より一層村は廃れてしまうと前園は考えたのではないかと思います。
そのため、前園たちは斗ヶ沢を宝石強盗犯だと知りつつもかくまい、峰田夫妻の元にいる限りは安全に生活させてやる、という条件を出すことに。失踪したはずの村井のスーツがクリーニングに出されていたのは、斗ヶ沢がその服を着ていたからでしょうか?
しかし、斗ヶ沢は里実に惚れてしまい、彼女の借金を返済するために山を降りて宝石を換金しようとしたものの失敗。斗ヶ沢は山に戻ったものの、これ以上はかばいきれない、もしくはこれ以上の警察の立ち入りを嫌った前園によって殺害され、前園は死体をキャンプ場に放置した・・・と予想。
白い亡霊、というのは恐らく村井のことだとは思います。そもそもその噂の出所に関しても、峰田夫妻と前園が関係していると思われます。
村井の行動に耐えかねた夫妻、もしくは鉄朗が村井を殺害。その死体を山に遺棄している現場を斗ヶ沢に目撃されたため、已む無く彼をかくまいつつ、自分たちが死体を遺棄したことも黙っているように告げたのかもしれません。
村おこしで呼んだ人物を、村の人間が殺害した・・・という話が広まれば、誰も寄り付かなくなってしまう。仕方無しに考え付いたのが「神隠しの山」と「白い亡霊」。これにより山に人をなるべく近づけさせないようにし、死体遺棄現場から人目を遠ざけるために、離れた場所にキャンプ場を整備したり、渓流釣りのイベントを開催しているのかなぁ・・・と。
あれこれと考えられる前編ではありましたが、鬼気迫る鉄朗の表情は恐ろしかったですね・・・それに対して喜久子は逃げ出す右京を止めようともせず、どこか覚悟を決めているかのようでした。いくら相手が男性とはいえ、右京は片足を怪我している身。止めようと思えば、足止めくらいはできたはずです。それでも止めなかったのは何ゆえか・・・
ともあれ、今晩は後編。楽しみです。
1週間遅れましたが、相棒14、第18話の感想です。
相棒と山、といえば最近だとカイトくんが一時的に記憶喪失になった、即身仏にまつわる話を思い出しますが、今回は「神隠しの山」ということで、かつて有名陶芸家が行方不明になった山が舞台となっていました。登場人物の多さや、彼らにまつわる物語があまり進展していないことから、大方前後編だろうとは思っていましたが、まさか山から脱出する前に、右京さんが鉄朗の側で気絶したまま終わるというのは予想外でした。次回予告からすると大丈夫そうですが、どうなることやら。
山には宝石強盗犯として追われていた斗ヶ沢が逃げ込んでいたものの、何故か彼の死体はキャンプ場で発見されることとなりました。この事件には前園も関与しているように思われます。
かつて夕霧岳のふもとの村では、村おこしのために村井を呼んだのに、行方不明となってしまったがために失敗したうえに、「神隠しの山」という不名誉な噂が広まってしまっていました。そこへきて、今度は「殺人犯が逃げ込んだ山」などという噂が広まれば、より一層村は廃れてしまうと前園は考えたのではないかと思います。
そのため、前園たちは斗ヶ沢を宝石強盗犯だと知りつつもかくまい、峰田夫妻の元にいる限りは安全に生活させてやる、という条件を出すことに。失踪したはずの村井のスーツがクリーニングに出されていたのは、斗ヶ沢がその服を着ていたからでしょうか?
しかし、斗ヶ沢は里実に惚れてしまい、彼女の借金を返済するために山を降りて宝石を換金しようとしたものの失敗。斗ヶ沢は山に戻ったものの、これ以上はかばいきれない、もしくはこれ以上の警察の立ち入りを嫌った前園によって殺害され、前園は死体をキャンプ場に放置した・・・と予想。
白い亡霊、というのは恐らく村井のことだとは思います。そもそもその噂の出所に関しても、峰田夫妻と前園が関係していると思われます。
村井の行動に耐えかねた夫妻、もしくは鉄朗が村井を殺害。その死体を山に遺棄している現場を斗ヶ沢に目撃されたため、已む無く彼をかくまいつつ、自分たちが死体を遺棄したことも黙っているように告げたのかもしれません。
村おこしで呼んだ人物を、村の人間が殺害した・・・という話が広まれば、誰も寄り付かなくなってしまう。仕方無しに考え付いたのが「神隠しの山」と「白い亡霊」。これにより山に人をなるべく近づけさせないようにし、死体遺棄現場から人目を遠ざけるために、離れた場所にキャンプ場を整備したり、渓流釣りのイベントを開催しているのかなぁ・・・と。
あれこれと考えられる前編ではありましたが、鬼気迫る鉄朗の表情は恐ろしかったですね・・・それに対して喜久子は逃げ出す右京を止めようともせず、どこか覚悟を決めているかのようでした。いくら相手が男性とはいえ、右京は片足を怪我している身。止めようと思えば、足止めくらいはできたはずです。それでも止めなかったのは何ゆえか・・・
ともあれ、今晩は後編。楽しみです。