ひびレビ

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「星のカービィ ロボボプラネット」をプレイして

2016-05-10 07:13:56 | アニメ・ゲーム
 3DSソフト「星のカービィ ロボボプラネット」をプレイしました。

 今回のカービィの敵は「ハルトマンワークスカンパニー」。突如としてポップスターを機械で侵略し始め、お馴染みのキャラクターも機械化されたりクローンが生み出されたりと、結構な機械化侵略が進んでいます。
 対するカービィも新たに「エスパー」「ポイズン」「ドクター」のコピー能力を身につけ、新たな戦力として「ロボボアーマー」が登場。アーマーに乗った状態で敵にコピー機能を使うと、アーマーにその能力が付加されます。ソードなら両腕にビームサーベルが装着され、アイスならブリザードを巻き起こし、ジェットなら空中戦・・・といった具合です。

 ロボボアーマーに乗る機会はかなり多いですが、いつものコピー能力でもアーマーで発動すると一風変わった能力になるので楽しいですね。今作に登場したコピー能力の中だと「ミラー」が一番好きですが、ロボボアーマーだとソードとカッターがお気に入りです。
 ただ、残念ながら全てのコピー能力には対応しておらず、スマブラやハンマー、ミラー、ニンジャなどの能力を身につけることは出来ませんでした。


 各ステージの中には、ボスへの道を開いたりEXステージ解放の鍵となる「ICキューブ」が隠されています。集めるのはそう難しい話ではないですが、中には画面奥をしっかりと見ないと気づけないものも2箇所ほどありました。

 また、ロボボアーマーに貼れる「ステッカー」も散らばっています。レアステッカーは各ステージに1個しかないため、こちらは探すのが少々面倒。ステッカー一覧で取り逃したレアステッカーがどのステージにあるのかわかるようになっているので助かります。
 にしても、まさか初っ端の1-1のレアステッカー探しで悪戦苦闘するとは思いもしませんでした(汗。どれだけ探しても見つからないので、全クリ後に能力お試し部屋からハンマーを持ってきて、道中のウィスピーボーグを倒したところ、ゲットできました。HPも無いので負けイベントだとばかり・・・

 入手したステッカーはムービーにも反映されるため、ここぞという場面でお気に入りのステッカーが画面に映ると結構燃えます。私は「星」と「鋼」というステッカーをつけていました。ラスボス戦直前でステッカーが大きく映るシーンがあり、つけていて良かった!と強く思いましたね。
 惜しむらくは、両肩の2箇所にしかつけられないこと。もっと貼りたい気もしますが、これ以上貼ると元のデザインが隠れてしまいそうですし、小さくすると今度は折角貼ったのに見え辛いということもあるでしょうから、プレイ中最も目立つであろう両肩のみというのが最良なのかもしれません。


 メインのストーリーは、前述のとおり機械化された星を救うというもの。親玉であるプレジデント・ハルトマンと秘書のスージーがキーキャラクターです。この2人の関係に関しては、おまけモードである「メタナイトでゴー リターンズ」の説明で詳しく語られています。本編をプレイしただけだと自分勝手な悪人に思えますが、彼らのこれまでの経緯を知ると哀しくも思えます。
 余談ですが、スージーが登場した際に、勝手にCVが井上麻里奈さんで脳内再生されていました。機械で秘書ということで、「天装戦隊ゴセイジャー」のメタルAを連想したためだと思います。実際のCVは別の方です。多分、カービィと同じ方。

 新キャラクターももちろん登場しますが、これまでのシリーズのキャラクターや音楽も随所で使われています。私がプレイしたカービィは「夢の泉デラックス」「星のカービィ3」「ウルトラスーパーデラックス」「トリプルデラックス」の4作品なので、気づいていないだけで実はこれも過去シリーズの曲だった!というのは沢山あるのでしょう。

 一番印象に残っているのが「星のカービィ3」なので、今回はその音楽が流れてくれたのが嬉しかったですね。ただ、一方で思い出したくない記憶も呼び起こされましたが(汗。ミニゲームの音楽はやめてくれ・・・ウナギとか、コックとか、タマゴとかマジ勘弁。しかも失敗したらステージ最初からやり直しだったなぁ・・・

 自分で動かしているのも楽しいですが、ムービーもこれまた熱い!初めてロボボアーマーに乗った際にムービーが流れるのですが、これが終盤、非常にいい場面で使われます。特にステージ6-8の演出は素晴らしかったですね。道中散々トラップに苦戦させられたカービィが、折り返し地点であの音楽をバックにロボボアーマーに登場!このムービーがスキップできないのもいい演出です。
 ラスボス戦では、冒頭から戦艦が撃沈されるわ、ストーリー中では改造に次ぐ改造をされるわで散々だったメタナイトがいい仕事をしてくれましたし、最後の最後はグレンラガン最終回を思い出す良いドリルでした(笑。


 また、本編以外では最大4人のカービィで共闘して敵を倒す「みんなで!カービィハンターズ」、吸い込み吐き出し3Dアクションである「カービィの3Dチャレンジ」が遊べます。
 前者は「レベルを上げて物理で殴ればいい」の精神のもと、ヘビィハンマーをメインに据え、ヒーローソード、マジックビーム×2の4人で最高ランクのメダルを獲得してました(笑。火力重視なら全員ハンマーでいいんじゃね?とも思いましたが、いざやってみると動きが遅いため、プレイヤー操作でないとハンマーの扱いは難しそうです。
 後者はクリア自体は簡単ですが、フルコンボとノーダメージがなかなかきつい。一列になった敵を貫通弾で倒す様は、何となくSFCのビーダマンのゲームを思い出しました。

 その他にも「メタナイトでゴー リターンズ」「格闘王への道」も遊べます。
 「メタナイトでゴー リターンズ」は、その名のとおりメタナイトでのタイムアタック。ロボボアーマーには乗れませんが、自慢の剣でカービィが壊せないブロックや仕掛けも軽々粉砕。主に敵を倒すともらえるポイントを使うことで、メタクイックによる高速移動をはじめ、全回復技のヒーリング、スマブラの技である横一線のギャラクシアダークネスで大ダメージを与えたり、大量のポイントを使う「メタナイツでゴー!」は全画面に大ダメージを与えることができます。
 主にメタクイックを使いつつ、中ボス戦ではギャラクシアダークネス、ボス戦でメタナイツでゴー!といった使い分けをしていました。ただ、ボスは一定の値まで削ると次の段階に移行する場合があるので、ギャラクシアダークネスの方がいい場合もありました。


 「格闘王への道」はいつも通りのボスラッシュ。これまたいつも通りのハンマーであっさりクリアできたわけですが、続く「真・格闘王への道」がなかなか手ごわく、この記事を書いている時点ではクリアできていません。ラスボス一歩手前まではあまり苦戦しないのですが、問題はラスボスです。
 ストーリー本編でも何段階にも渡って戦うことになるアイツは「(ウルトラ)スーパーデラックス」をプレイした方にはお馴染みのアイツに酷似している存在です。

 通常時はさほど苦戦しなかったのですが、「真」では行動パターンがかなり変わっており、初見時は「5」の数字に押しつぶされて負けました(苦笑。あんなスピードで来るとか、予想外ってレベルじゃねーぞ!
 2度目のチャレンジで何とか突破し、後は本編と同じ流れかなーと思っていたら・・・まさかの大どんでん返し。一度終わったと思って手を休めてしまったので、集中力も途切れてあっさり敗北。単純な強さならば、ラスボス一歩手前のアイツの方が強いと感じましたが、真のラスボスは形態の多さ、各形態のHPの多さも相まって「強い」というよりも「しぶとい」敵ですね・・・


 真のラスボスを撃破できるのはいつの日か・・・とりあえず、道中のダメージを更に減らせるよう、精進します。ともあれ、可愛いだけじゃない、燃えるカービィを見せてくれた作品です。
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