ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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S.H.Figuarts ウォーグレイモン『ぼくらのウォーゲーム!』

2016-05-28 22:37:47 | おもちゃ・フィギュア

「アグモン!ワープ進化ぁぁぁ!!」






















「ウォーーーグレイモンッ!!」


 ウォーグレイモン!究極体、ワクチン種、竜人型デジモン!アグモンがワープ進化した究極体デジモンだ!両腕にはドラモン系デジモンに効果抜群の「ドラモンキラー」、背中には勇気の紋章が刻まれた盾「ブレイブシールド」を装備している!必殺技は手の平に大気を集めて放つ「ガイアフォース」だ!


 てなわけで、D-Artsの先陣を切ったウォーグレイモンが、S.H.Figuartsとなって、しかも映画「ぼくらのウォーゲーム!」版となって帰ってきました。


 左が一番最初のウォーグレイモンで、右がデザイナーズエディション、真ん中が今回のウォーグレイモンとなっています。色合いは初期版に近いですが、全体的に色合いが明るくなっていますね。




 デザイナーズエディションとのと比較。こうしてみると、デザイナーズエディションが如何に濃かったかがわかりますね。
 体格の違いもあり、全体的に小柄になっています。ドラモンキラーやブレイブシールドも過去のと比べると小さめです。しかしながらブレイブシールドはぴったりくっつけることが出来るのは利点でしょう。


 こんな感じで、ブレイブシールドとウォーグレイモン本体をくっつける際には、カギカッコ型のジョイントが用いられています。これによりブレイブシールドの角度も思いのままとなっており、盾同士をぴったりくっつけることが可能になっています。


 付属品はこんな感じ。交換用手首2種とドラモンキラー、太一プレートと台座がついています。
 以前のものはドラモンキラーと握り手のみでしたが、今回はドラモンキラーには専用の手首が用意されています。平手があるのも嬉しいところですね。ただ、残念ながら爪の部分に白い塗装がなされていません。



 可動も良好。肩があまり上がらない気はするものの、ドラモンキラーの重さに耐えられなくなって垂れ下がる・・・ということは無いので助かります。


 ブレイブトルネードッ!!


 残念ながらガイアフォースエフェクトはありませんが、過去のものを使うこともできます。さすがにぴったりとはいきませんが。


 グレイモン系デジモンの究極形態!!


 一振り全滅ドラモンキラー!


 英雄開眼!ウィルス駆除の使命を負った究極戦士(アルティメットファイター)!!


 最強最硬!勇気の盾を背負う戦士(フェダイーン)!


 大気の力を炎に変える超鋼の鎧闘竜!


 攻防一体!完璧なる装備を誇る、陸戦の王者!


 正義の闘気を放つ、鋼の武人竜(ドラゴンファイター)!


 光り輝く正義の気弾を放って、秩序を乱すものを排除する!


 光の矢を受けて誕生した予言の進化体!

 ・・・やっぱりデジモンカードのテキストはいいですねぇ・・・

 では、折角のウォーゲーム版なので、ウォーゲームの戦いっぽく。



 インフェルモンとの再戦時、一気に畳み掛けるべくアグモンはウォーグレイモンにワープ進化!


 すれ違いざまの一撃で、メタルガルルモンと共にインフェルモンにダメージを与えるも、インフェルモンはディアボロモンに進化し、進化途中のパタモンを急襲。それに怒りを燃やした太一とヤマト、ウォーグレイモンとメタルガルルモンの反撃が始まる。



「よくもパタモンを!」
「やりやがったな!」



 ドラモンキラーが壊されても殴る!



 とにかく殴る!この映画のウォーグレイモンは素手のイメージが強かったです。



 曲がループする中、手の平サイズのガイアフォース?を放つも避けられて、苛立つ太一は思わずパソコンに八つ当たり。



 案の定パソコンはフリーズし、再起動したときには、ウォーグレイモンはボロボロに・・・


 それでも太一の声で目を覚ますウォーグレイモン。


 「太一・・・太一・・・太一!!太一!しっかりしろ太一。任せておけ・・・!!」
 ボロボロなのに、それでも一切の弱音を吐かずに立ち上がるウォーグレイモンとメタルガルルモン。この後のオメガモン登場もカッコいいのですが、ここの2体の漢っぷりが最高です。


 移動中、メタルガルルモンの瞳は描かれていますが、ウォーグレイモンは余程のダメージを受けたのか、目が暗いままでした。瞳も交換できればなぁ・・・



 無数のディアボロモンの攻撃を受けて、動かなくなったウォーグレイモン。そんなウォーグレイモンの元に太一が駆けつけ・・・


 といったところで、続きは映画か以前撮影した「S.H.Figuarts オメガモン(ぼくらのウォーゲーム!)」をご覧ください(汗。久々にマントをはめようとしたら、一向にはまらなかったとか、そんなことはありません(汗。


 以上、フィギュアーツで再誕となったウォーグレイモン(ぼくらのウォーゲーム!)でした。感触としては、より遊びやすくなったウォーグレイモンという印象を受けます。小柄になった分動かしやすく、ドラモンキラーも扱いやすくなったかと。
 ただ、一方で何故か鼻先の角が取り外し可能になっているという、謎要素もありました。これでボロボロのウォーグレイモンを再現しろと?あと、ドラモンキラーの内側のベルトが外れるようになっています。これは交換しやすいようにという配慮でしょうか。

 ウォーゲーム版ではありながらも、ウォーゲームで特徴的だった全身のオレンジ色のラインは控えめとなっていました。頭部ぐらいにはあっても良かったかもしれませんね。

 オメガモンに続き生まれ変わったウォーグレイモン。とくればメタルガルルモンも来て欲しいですが、こんなにウォーゲーム版を推すのなら、さすがにディアボロモンが来る流れだと思ってもいいですよね・・・?
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名作は誰の手に

2016-05-28 09:05:56 | ウルトラシリーズ
円谷ステーション NHK BSプレミアム特番「祝ウルトラマン50 乱入LIVE!怪獣大感謝祭」が7/9(土)20時より3時間生放送決定!特設サイトで人気怪獣・名作回の投票受付開始!

「よっしゃ!1日1回なら、まずはネクサスの『反乱-リボルト-』だな!」
→「ウルトラQからウルトラマンレオまで、計322話の中から~」

 ・・・ネクサスまでとは言わないから、せめて80は入れたげてよぉ!折角昭和と平成の力が融合するウルトラマンオーブが登場するのだから、平成も入れてくれたっていいじゃないですかー!

 また、怪獣の方はQ~レオまでの全怪獣ではなく、うち100体に絞られています。怪獣たちも基本的にはレッドキングやゼットンなど、よく見る面子が並んでいます。まぁ実際に投票してもこの100体に絞られるかもしれませんが、やっぱり全怪獣を選べるようにして欲しかったなぁとは思いますね。バルンガがいない、フェミゴンがいない、ギーゴンがいない、グロストが、ギロが、シルバーブルーメがいない・・・と、いないものについていつまでも、あーだこーだ言ってもしょうがないので、まずはこの100体がどういう結果に落ち着くのか見届けたいと思います。
 にしても、何ゆえガヴァドンはBだけなんだろうか。あと、セブンのギラドラス、エースのカメレキングとかはあんまり見かけない気がします。 

 さて、Qからレオまでの名作や怪獣の投票とのことですが、私はこのシリーズの中だとQ、帰マン、タロウの3作品が特に好きです。その中で各1本ずつ挙げる場合、Qは「2020年の挑戦」、帰マンは「悪魔と天使の間に・・・」、タロウは「ウルトラ兄弟を超えてゆけ!」となります。

 「2020年の挑戦」は高校生の頃にDVDを買って見た、初めてのウルトラQでした。画報で読んだ時から凄く気になっていて、家のパソコンで見た時のことは今でも覚えています。白黒だからこその怖さもありますし、宇宙人を倒してハッピーエンドで終わらないウルトラQ、ひいてはウルトラシリーズの深さが詰まっている作品だと感じます。

 「悪魔と天使の間に・・・」も、後々DVDを買って見た作品です。帰マンを倒すべく、人間の少年に化けて囮怪獣プルーマを使役し、更にはウルトラブレスレットを操るという知能犯っぷりを見せつけたゼラン星人。
 ゼラン星人は基地に侵入するために、伊吹隊長の娘を利用していました。戦いの後、伊吹隊長は自ら娘に真実を話すつもりだと郷に語っています。人間の子は人間、天使を夢見させてはいけない・・・歴代の隊長の中でも、伊吹隊長がかなり好きな隊長なのですが、それにはこの話の影響があるかもしれません。

 「ウルトラ兄弟を超えてゆけ!」、というかタロウVSタイラントは「ウルトラビッグファイト」で何度も見返しました。暴君怪獣タイラントはゾフィーからエースまでの5兄弟を相手に次々と勝利し、遂に地球へと降り立ち、タロウと戦うことに。
 エース以降、ウルトラ兄弟がちょくちょく出てくるようになりますが、タロウは特にそれが際立っており、時折父や母も姿をみせます。未知の巨人、神秘の巨人というイメージだけでなく、兄弟や家族という、どこか人間に近いものを感じさせてくれるのがウルトラマンタロウでした。防衛チームのZATも和やかですし、親しみやすい作品だったと感じます。一方で「血を吸う花は少女の精」というシリアスな物語もありましたが。
 合体怪獣、ウルトラ5兄弟との連続バトルというのは、それまでのシリーズがあったからこそ成り立つ話です。兄弟たちを苦戦させてきた怪獣が合体して襲ってくる、何度となく活躍してきた兄弟たちを破るというこのハラハラ感。たまりません。


 怪獣についても、恐竜とは思えない見た目から宇宙の広さを思い知らされる『宇宙恐竜』のゼットン、意外な強敵ビーコン、予測不能の攻撃をしてくるプリズ魔など色々とありますが、とりあえずムルロアがいてくれたのは嬉しかったです。何気に地球全体を闇に包んだ実力者ですから。ギエロン星獣同様、そう簡単に新個体が出てきても困る怪獣ではありますが、そのうちひょっこりテレビに復活してくれないかなぁ・・・と時折思っています。


放送はBSプレミアムで
 6月23日(木) 午後11時15分~45分:中間発表
 7月9日(土) 午後8時~午後11時:結果発表
とのことです。怪獣はプリズ魔に投票してみました。どんな結果が待っているのか、楽しみですね。
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