ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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タイムボカン24 第18話「ナスカの地上絵は○○だった!」

2017-02-04 18:15:08 | 2016年アニメ
タイムボカン24 第18話「ナスカの地上絵は○○だった!」

 今回はナスカの地上絵の真歴史。早速過去へと向かうと、謎の青年・ナスカが誰かにメッセージを伝えるべく、大きな花の絵を描こうとしていた。だがそれを良しとしないのがアクダーマ。今回は実は副業で漫画家をやって賞もとったツブヤッキーをもとに、画伯メカを生成。画伯メカに地上絵を消されてしまったナスカだが、画伯メカの絵に感激し何と弟子入りを懇願。アクダーマとしても、このまま連れ去ってしまえば地上絵が書けなくなるので好都合ということで、連れていくことに。

 だが、ナスカが天に昇った相棒のために絵を描こうとしていることを知ると、アクダーマはナスカにすっかり協力する姿勢に。地球のみならず月まで逃亡し、月にも絵を描きつつ再び地球へ。
 地球で描いた地上絵は、浮き上がってトキオたちを襲撃してきたが、カマキリッパーで対応。その間、アクダーマたちはナスカの相棒が死んでおらず、宇宙人だったということを知る。ひととおり絵を描き終えたナスカは満足して勝手に脱出。画伯メカは武者王によって破壊されるのだった。

 結局地上絵を描いたのはアクダーマとナスカだったというのが真歴史だった。負けはしたものの教科書に載るかもと喜ぶアクダーマだったが、歴史法違反でオシオキされるのでした・・・


感想
 世界の謎に迫る番組に対し、断言せずに「!?」ばっかりなことを指摘したうえで「ギリギリのところでCM入れて煽っといて、実は間違いだったとか可能性はあるってだけで誤魔化すんでしょ。普通にニュースになってない時点でウソだってば。」と言い放つカレン。ロマンの欠片もありませんが、納得できてしまうのが悔しいです(苦笑。特に最後の部分。そりゃ謎がわかったらまずニュースとして取り上げられますよね・・・

 さて今回は地上絵を巡る真歴史。ナスカさんが描いたからナスカの地上絵・・・ではなく、ナスカとアクダーマが描いたのが地上絵だったというオチでした。
 ツブヤッキーが漫画家を目指して会津若松から上京してきたことや、副業で漫画を描いて賞をもらったことなども描かれる一方で、トキオたちがいつも発進や合体のシーンはアクダーマたちに待っていてもらったことが判明しました(笑。合体はともかく、24世紀から発進するのにタイムラグって起き得るんですかね・・・?

 やたら張り切った画伯メカの作画を見て「なんてムダな!」「どーせ商品化されないのに!」とメタ発言をする主人公2人に加え、アクダーマたちも「トキオたちだけじゃ30分もたない」的なメタ発言。今回はいつも以上に発言が危険だった気がします(笑。

 その一方で、クワガッタンもカマキリッパーとコスプレドッキングし、メカブトンとはまた異なる武者王を披露してくれました。「武者王さんだぞ」という台詞とあわせて超カッコよかったですが、武者王さん、その攻撃槍使ってます?(汗。


 カレンの地上絵コスプレがムーミンのニョロニョロに見えてきたところで、また次回。しかし、地上絵って最近になって発見されたものがあるとは・・・まだまだロマンは眠っているということなんでしょう。
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デジモンユニバース アプリモンスターズ 第13話~第17話

2017-02-04 09:01:25 | デジモンシリーズ
「デジモンユニバース アプリモンスターズ」第13話から第17話の感想まとめです。


第13話「クリスマスが消えちゃった!?暦泥棒カレンダモン!」
 タイトル通り、カレンダモンによって12月24日と25日が奪われてしまう話。樫の木書店で毎年恒例のクリスマス会も開けない!ということでハルとガッチモンが対処に乗り出し、その過程でガッチモンらアプモンの存在を亜衣も認識することとなりました。そして樫の木書店の地下に広々とした隠し書庫を発見し、そこがハルたちの秘密基地に。

 これまであまり話に絡んでこなかった亜衣ですが、ここに来てアプモンの関係者となりました。何となくテイマーズの樹利っぽいポジションに思えます。その件は良いのですが、亜衣のお父さん、自分の家の地下に広大な空間が広がっているのを知らないって、何かこう色々とまずくないですか?(汗。
 また、あくまでもデジタル上でカレンダーが消えただけなので、アナログのカレンダーに従って暮らせば、クリスマス会も普通に開催できたのでは。まぁそれをやってしまうと、アプモンの存在意義にかかわりそうですが(苦笑。

 そして初めてドガッチモンをアプ合体ではなく超アプリアライズで誕生させたわけですが、そのメリットがあまり感じられませんでした。
 ガッチモンがアプリアライズされていない状態では、ガッチモンをアプリアライズし、その後アプ合体という流れになるため、ガッチモンのアプリアライズという過程を飛ばせる超アプリアライズはその点有利でしょう。しかし今回のように場にガッチモンがいる状態で超アプリアライズしても、アプ合体とさほど変わらないのでは・・・


第14話「街中がパズルゲーム!?パズルモン大暴走!」
 メッセモンのそっくりさん、パズルモンによって電子機器の画面にパズルが現れ、クリアできないと操作不可という、今までで一番えげつないんじゃないかと思われる事態が発生。チーム名も決まらぬまま、ハルたちはパズルモンと対峙し、ドカモンが文字通り頭を使ってパズル空間を破壊し、その後は超アプモンたちによるオーバーキルで一件落着。ラストには同じくリヴァイアサンの配下であるコーチモンも顔を見せていました。

 新年一発目ということで特殊な始まり方をしたうえに、今回からEDが変わりました。清々しいまでのエリ様推しは嬉しいのですが、曲名が「アイ」なので、亜衣もヒロインとしての座を奪われまいとしているんだなぁ・・・と感じてしまいました(苦笑。
 ハルたちのチーム名が決まらない、虎次郎は字が綺麗でエリは下手、ミエーヌモンは大企業を隠れ蓑にして人間たちを牛耳っていることが描かれていました。


第15話「未来は全部見えている!?神秘の占い・テラーモン」
 最近話題の占いアプリのアプモン・テラーモンに、セブンコードアプモンの手がかりを尋ねに行ったハルたち。だがその情報は何者かによって阻まれており、更にテラーモンはLウイルスに犯され、過去のあらゆるデータが詰まった水晶玉はミエーヌモンに奪われてしまう。
 テラーモンの不幸な出来事ばかりを言い当てる占いに惑わされるエリだが、占いの結果を自分の力で乗り越える虎次郎と協力し、テラーモンを浄化。水晶玉はハジメの手がかりを求めるレイの協力もあって取り戻すことができ、更にはテラーモンがセブンコードアプモンの一体だと判明したのでした。

 何かと言い争うことが多かったエリと虎次郎ですが、今回の一件で互いを「エリ」「トラ」と呼び合う仲に。何となーくハルが置いてけぼりくらっているのは気のせいでしょうか(汗。まぁ主人公になろうと頑張っている少年ですから、毎回めちゃくちゃ活躍していても、それはそれで違和感がある気がしないでもないという・・・
 占いを信じすぎて気弱になってしまったエリに対し、悪い占いも自分の力で乗り越えていこうとする虎次郎。かと思えば、事件解決後には立場が逆転し、結局最後にはまた言い争いに。喧嘩するほど仲が良い、ということでしょう。メディアモン+ドスコモンはなかなかにカッコよかったです。

 ところで、今回の虎次郎は昼間から夕方まで占いが当たるかどうかを検証していましたが、アプチューバーとしての活動が1日30分という設定はいずこへ・・・


第16話「『トキ』を超えたメッセージ アプリドライヴの真実」
 アプリドライヴから聞こえる、ハルを呼ぶ声。たまたまその声を聞いたハルの母親によれば、それはハルの祖父・新海電衛門の声だという。唯一の手がかりである写真に現われた文字に導かれ、ハルたちは電衛門の研究室を経由しネットの海にいるタイムモンと出会う。タイムモンにより、リヴァイアサン誕生の経緯と、リヴァイアサンへの道を開くアプモン・ダンテモンの存在、そしてドガッチモンが極アプモンに進化するためにはタイムモンとのアプ合体が必要だと教えられる。
 だが今のドガッチモンではタイムモンに認められなかった。果たして極アプモンになれる日は来るのか・・・

・ハルの祖父・電衛門がリヴァイアサンの前身であるAI「ミネルヴァ」を開発。
・更に賢くなろうとしたミネルヴァの一部が、人間の作ったルールを超えて活動するべく分離、リヴァイアサンに。
・ミネルヴァはかろうじて消滅を免れて逃亡。ハルたちにアプリドライヴを送る。
・セブンコードアプモンを揃えると「ダンテモン」をアプリアライズできる。
・超アプモンの上には極アプモンがおり、ドガッチモンとタイムモンのアプ合体により極アプモンになれる。

 とまぁ、あれこれ情報が語られた話でした。作中に出てきたダートマス会議は実際に行われた会議だそうで、人工知能の開発は暗号解読のため、ジョン・マッカーシーやマービン・ミンスキーという人物も実在したとのこと。こういった実在の出来事に絡めてくるとは思いませんでした。その会議に最年少で参加したのが新海電衛門、というのもある意味真歴史かなぁと思ったり(笑。

 リヴァイアサンの元にいくためには、極アプモンへの到達が不可欠。タイムモンの口からは極アプモンがアプモンの最終到達形態だと語られていましたが、神アプモンってのもありませんでしたっけ?それともまだどのアプモンも到達していない領域だったり?いずれミネルヴァとも合流し、力を託されて極の上にある神へと至るのかな。

 また、「超の上があるの!?」というハルの台詞は、デジモンアドベンチャーで初めて究極体が登場した時の台詞を思い出します。
 加えてアプリドライヴを送ったのが助けを求めるミネルバという設定からは、デジモンフロンティアのオファニモンを思い出します。てっきり同じ声の電衛門が開発したものだと思ってましたが、ミネルバからの贈り物だったんですね。


第17話「エリがコピペで大増殖!?とりもどせ、夢のステージ!」
 エリは亜衣の紹介で、地元商店街のイベントにゲストとして招かれた。会場にはエリのファンや、エリに元気付けられたという少女・初海の姿もあった。だが人気沸騰中のエリが気に食わないミエーヌモンはコピペモンを差し向け、ネットやテレビのあちこちにエリの顔を貼りつけたことで世の中は大混乱。ライブも中止の危機に陥ってしまう。
 自身をコピペすることにより大量の分身を生み出すコピペモンに苦戦を強いられる一同だったが、エリの邪魔をするコピペモンに怒りを爆発させたドカモンのラッシュが炸裂し、オリジナルのコピペモンを撃破。実はセブンコードアプモンだったコピペモンのチップも手に入れ、ライブも無事に開かれるのでした。


 かつてアイドルに元気付けられ、自分も誰かを笑顔にしたいと思ったエリ。そうしてアイドルになった彼女を見て、両親と離れて暮らしている初海も笑顔になる・・・笑顔の連鎖が描かれたいい話でした。自分が悪いわけでもないのに、コピペモン騒動の件で大勢の前で謝罪したのも好印象です。そんなエリに嫉妬したミエーヌモンでしたが、コピペモンはセブンコードアプモンだったわ、エリは全国区のアイドルに躍進するわと逆効果に終わってしまいました。それなりに強敵感があるまま倒されていったスコープモンやサクシモンと比べると、ミエーヌモンは徐々に弱くなっているような(汗。

 エリのソロ曲も披露されましたが、宇宙のセンターであるエリ様の歌というよりは、等身大のエリの思いが込められた温かい歌、といった感じでしたね。そしてEDもエリ推しと、エリ様尽くしの第17話でした。

 また、今回はハルを演じる内山夕美さん、初海を演じる宮本佳那子さんが共演ということで「ドキドキ!プリキュア」のキュアソードとダビィの共演となりました。亜衣を演じる渕上舞さんもキュアロゼッタでしたね。
 他にもプリキュア出演者が多いなぁと思ったところでまた次回。
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